SMA Solar Technology AG
6. [Limit over Soc threshold] で、指定する目標値以
上のバッテリー充電状態に対する売電量 / 買
電量の基準値を入力します。
– Consumption Limit: 買電量の制限値
– Feed-in limit: 売電量の制限値
7. [Limit under Soc threshold] で、指定する目標値未
満のバッテリー充電状態に対する売電量 / 買
電量の基準値を入力します。
8. [ Save]を選択して、変更を保存します。
5.2.11 使用時間の設定
情報
この機能は、バッテリー内蔵システムでの
み使用可能です。
• 推奨事項:太陽光発電システムで、この
機能を無効の状態にしておきます。
使用時間の機能を使うことで、一日を通して各種
電気料金を効率良く使用でき、エネルギーコスト
を抑えられます。これを設定するため、LCS ツー
ルを使って、バッテリーを費用対効果の良いよう
に充電を行う時間と、エネルギーコストが高いと
きにバッテリーから放電(給電)する時間を指定
できます。
バッテリーは最大 60 kW 充電可能です。
通常の設定では、バッテリーから 60 kW で放電で
きます。システムに Storage Extension Kit TV-10 が搭
載されている場合、バッテリーは 75 kW で放電で
きます。
充電中のバッテリーの挙動:
• バッテリーは所定の電力で充電されます。夜
間は、系統から直接給電されます。
日中にバッテリー充電に使用できる未使用の
太陽光発電エネルギーがある場合、電力の不
足分が系統から給電されます。
• 充電中はバッテリーの放電と制御を行うこと
ができません。
放電中のバッテリー挙動:
• 系統連系点から給電される場合、バッテリー
内蔵型パワーコンディショナはバッテリーを
放電することでこの埋め合わせを行おうとし
ます。
• 余分な太陽光発電エネルギーが系統連系点で
給電されている場合、バッテリー内蔵型パ
ワーコンディショナはバッテリーを充電する
ことでこの埋め合わせを行おうとします。
設置説明書
• 放電時間中にバッテリーシステムの充電エネ
ルギーが許容量を超えている場合、電力は系
統に売電されます。
• バッテリーシステムの放電可能容量が尽きて
いる場合、電力が系統から給電されます。こ
の電力は、バッテリーの充電には使用されま
せん。
1 年の間に充電の挙動を異なる条件に適合させて
最適化を図るため、設定を 2 つの時期に分けて行
うことが可能です(Season 1 と Season 2) 。この期
間には、週の一日ごとに別の充電プロファイルを
定義できます。30 分間隔の設定か、1 日間の設定
を行うことができます。
5 LCS ツール
IMVIOBOX-IA-xx-18
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