バックフィル装置、 ダウンパック装置および充
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電器のクリーニング
装置のクリーニングの準備:
• 検査手袋は注意して廃棄処分し、 適切な消毒剤で手を
消毒した後、 新しい検査手袋をはめてください。
• クリーニングの前に、 バックフィル装置/ダウンパック装
置からカートリッジ/加熱充填機を取り外します。
• 製造元に推奨された洗剤/消毒剤を使用して、 標準的
な注意に従い、 個人を保護してください。
汚れの乾燥および汚染を防ぐため、 また、 患者間の二次感染
を防止するため、 次のクリーニング手順と消毒手順に従っ
て、 患者に使用するごとに速やかにelements™ IC充填シス
テムをクリーニングおよび消毒して ください。
クリーニング:
製造元の説明書に従い、 CaviWipes™または中等度消毒
剤で軽く湿らせた布ですべての表面をクリーニングしま
す。 CaviCide™または他の中等度消毒剤で湿らせた綿棒と
小さ く柔らかいブラシを使用して、 隙間 (リングスイ ッチと装
置本体の間、 LCDディ スプレイと装置本体の間など) に溜ま
った汚れを取り除きます。 別のCaviWipes™または中程度消
毒剤で軽く湿らせた布を使用して、 布に汚れがつかなくなる
まで装置を拭きます。 装置/充電器がきれいになっているこ
とを目視で確認します。 汚染が見つかった場合は、 クリーニ
ング手順を繰り返します。 再度CaviWipes™または消毒剤で
湿らせた布を使用して、 装置に残留汚染物質が残らないよ
うにします。
消毒:
上記のクリーニング手順を実施したら、 新しいCaviWipes™
または他の中等度消毒剤で軽く湿らせた布を使用して装置
の消毒を行います。 CaviWipes™を使用する場合、 装置のす
べての表面は最低3分間濡れていることが目で見てわかる
状態でなければなりません。 他の中等度消毒剤に対して推
奨される接触時間については、 消毒剤に関する製造元の説
明書を参照して ください。 蒸留水で軽く湿らせた清潔な布を
使用して装置のすべての表面を拭います。 すべての表面が乾
いていることが目で見てわかる状態になると、 装置は再使用
する準備ができています。
加熱充填機のクリーニングおよび滅菌
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加熱充填機は毎回の使用後にクリーニングおよび滅菌し
ます。
クリーニング:
加熱充填機をダウンパック装置から取り外します。 目に見え
る汚れが装置から無くなるまで、 柔らかい毛ブラシを使用し
て、 水および食器用洗剤などの非研磨性の中性洗剤でクリ
ーニングします。 最低30秒間清浄な流水で洗い流します。
きれいになっており、 損傷または汚染がないことを目視で確
認します。 . 汚染が見つかった場合は、 目に見える汚染が無く
なるまでクリーニング手順を繰り返します。 水滴が無くなる
まで、 清潔な糸く ずの出ない布で乾燥させます。
滅菌:
加熱充填機を蒸気滅菌に適した滅菌パウチの中に置きま
す。 セクシ ョン4 「 推奨される滅菌パラメーター」 に記載され
たサイクルのいずれか1つを使用して加熱充填機を滅菌し
ます。
カートリッジニードルベンダーのクリーニン
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グおよび滅菌
カートリ ッジニードルベンダーは毎回の使用後にクリーニン
グおよび滅菌します。
クリーニング:
超音波洗浄機に酵素系洗浄液を入れて ください。 濃度およ
び温度は酵素系洗浄液の製造元の指示に従って ください。
カートリ ッジニードルベンダーを超音波洗浄機の中に10分
間置いて ください。 カートリ ッジニードルベンダーを洗浄機
から取り出し、 最低30秒間清浄な流水で洗い流します きれ
いになっており、 損傷または汚染がないことを目視で確認
します。 汚染が見つかった場合は、 目に見える汚染が無くな
るまでクリーニング手順を繰り返します。 水滴が無くなるま
で、 清潔な柔らかい布で乾燥させます。
滅菌:
カートリ ッジニードルベンダーを蒸気滅菌に適した滅菌パウ
チの中に置きます。 セクシ ョン4 「 推奨される滅菌パラメータ
ー」 に記載されたサイクルのいずれか1つを使用してカートリ
ッジニードルベンダーを滅菌します。
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推奨される滅菌パラメーター
4
湿熱滅菌
サイクル
重力置換*
温度 (℃)
121℃ (250°F)
曝露時間 (分)
30分
乾燥時間 (分)
30分
* ニードルベンダーの滅菌プロセスは、 蒸気重力置換滅菌サ
イクルを使用して完全に充填したチャンバーの中で検証さ
れました。
保管と廃棄
• 滅菌後は、 装置を入れたままのパウチを、 食器棚や引き
出しなどの乾燥した暗い場所へ置きます。
• 保管状態および許容される最大保管時間については、 パ
ウチの製造元の説明書に従ってください。
• 適切な廃棄のために、 必ず自治体および地域の法律 [電
気電子機器廃棄物法 (WEEE) ] に従ってください。
トラブルシューティングガイドおよび技術
サポート
ご使用の装置で問題が発生した場合は、 以下のガイ ドを参照
して ください。 このガイ ドで問題が解決しない場合、 1-800-
537-7123の電話番号を使用してお客様サポートまでご連
絡ください (太平洋標準時刻の午前6時から午後4時まで営
業) 。 営業時間外は、 KerrCustCare@kavokerr.comまで電
子メールでご連絡ください。 または、 担当の販売店または
Kerr Endodonticsの営業担当者にお問い合わせください。
問題
装置の電源がオン
電池が切れている
にならない
充電器のライ トが
充電器に電源が供
点灯しない
給されていない
充電器のライ トが
装置がきちんと置
点滅を繰り返す
かれていない
ダウンパックユニ
加熱充填機がダウ
ッ トの加熱充填
ンパック装置に装
機が加熱されて
着されていない
いない
加熱充填機のチッ
プが焼損している
電池が切れている
装置が加熱され
電池が切れている
ない
充填材/ガッタパ
バックフィ ル装置内
ーチャが押し出さ
のガッタパーチャが
れない
原因でモーターが
スタックしているか
塞がっています。
温度が正し く設定さ
れていない
Elementsガッタパ
ーチャカートリ ッジ
が空か欠陥がある
バックフィ ル装
バックフィ ル装置内
置から使用済み
のプランジャーがス
elementsガッタパ
タックしている
ーチャカートリ ッ
ジを取り外せない
プレバキューム
132℃ (270°F)
4分
20分
原因
解決方法
装置を充電器に置
きます。
壁のコンセン トに電
源が供給されてい
ることを確認して く
ださい。 次のすべて
の接続を確認し、
調整して ください。
壁コンセン トのプラ
グ、 変圧器につなが
る電源コード、 充電
器につながる小さ
なプラグ。
適切に配置される
ように装置をやさ
し く小刻みに動か
します。
「ダウンパック」
セクシ ョンの手順
1を参照して くだ
さい。
加熱充填機を交換
します。
ディ スプレイで電
池残量を確認しま
す。 電池の残量表示
が少ない場合は、
装置を充電器に置
いて ください。
ディ スプレイで電
池残量を確認し
ます。 電池の残量
表示が少ない場
合は、 装置を充電
器に置いて くださ
い。
バックフィ ル装置を
加熱します。 後退ボ
タンを押します。 装
置を分解しないで
ください。
温度設定を調整し
ます。 「はじめに」 セ
クシ ョンの手順4を
参照して ください。 「
詳細設定」 セクシ ョ
ンの 「温度のプリセ
ッ トの変更」 を参照
して ください。
elementsガッタパ
ーチャカートリ ッ
ジを交換して くだ
さい。
バックフィ ル装置を
加熱します。 後退ボ
タンを押します。 装
置を分解しないで
ください。
6/13/19 5:29 PM