測定値が不正確な場合、 その原因として重度の貧血、 低灌流、 または過度な体動が考えられます。
• SpO
• サラセミア、 Hb s、 Hb c、 鎌状赤血球などの異常ヘモグロビン症やヘモグロビン合成障害により、 SpO
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ないことがあります。
• レイノー病、 末梢血管疾患などの血管攣縮性疾患により、 SpO
• EMI 干渉によ って、 正確に測定されないことがあります。
• 高濃度の異常ヘモグロビン、 低炭酸ガス血症または高炭酸ガス血症状態および重度の血管攣縮、 または低体温症によ
り、 SpO
の値が正確に測定されないことがあります。
• モニタリングする部位が高度の低灌流状態である場合、 読み取り値が通常の動脈血酸素飽和度より低く読み取られる場
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合があります。
• カルボキシヘモグロビン濃度 (COHb)の上昇により、 SpO
• COHb または MetHb 濃度が上昇していると、 SpO
MetHb の上昇が疑われる場合には、 検査室で血液サンプルの検査 (CO-Oximetry) をする必要があります。
• メ トヘモグロビン濃度 (MetHb) が上昇すると、 SpO
• 総ビリルビン値または肝疾患値の上昇により、 SpO
• センサの一部変更や改造は絶対にしないでください。 変更や改造は性能および/または精度に影響を及ぼす恐れがありま
す。
• 破損を防ぐため、 センサにはいかなる液体もしみこませたり浸したりしないでください。
• センサが破損する恐れがあるため、 放射線、 蒸気、 オートクレーブまたはエチレンオキサイドによる滅菌は行なわないでくだ
さい。
• 電気部品の破損や患者の負傷につながるおそれがあるため、 Masimoセンサまたは患者ケーブルを複数の患者に使用した
り、 再加工、 修理、 および再利用しないでください。
• 注意 : センサ交換メッセージが表示されたり、 またはモニタリング機器の取扱説明書に示された低シグナルIQ トラブルシュ
ーティ ングの手順を実施した後であっても低シグナルIQ メッセージが継続的に表示されたら、 センサを交換して ください。
• 注意 : センサの X-Cal® テク ノロジーによ って、 不正確な測定値や患者モニタリングの予期しない喪失のリスクが最小限に抑
えられます。 このセンサの患者モニタリング使用期間は最大 168 時間、 または交換テープ付きセンサでは最大 336 時間で
す。 1人の患者に使用した後、 センサを廃棄して ください。
使用方法
A) 装着部位の選択
• 十分な血流があり、 センサの受光部を完全に覆うことができる装着部位を選んでください。
• 発光部と受光部の位置を揃えるときは、 発光部が爪より近位側にこないようにしてください。 そのような状況下で
は、 場合によってはより低体重用のセンサを使用する必要があります。
• センサを装着する前に装着部位を清潔にし、 乾かして ください。
RD rainbow Adt 4λ: 成人用粘着式センサ
推奨する部位は利き手でない手の薬指もし くは中指です。
>30 kg
RD rainbow Pdt 4λ: 小児用粘着式センサ
10 ~ 50 kg
推奨する部位は利き手でない手の薬指もし くは中指です。
RD rainbow Inf 4λ: 乳幼児用粘着式センサ
3 ~ 10 kg
推奨する装着部位は足の親指です。 その他、 足の人差し指または手の親指を利用することも可能です。
10 ~ 30 kg
推奨する部位は利き手でない手の薬指もし くは中指です。
RD rainbow Neo 4λ: 新生児用/成人用粘着式センサ
推奨する装着部位は足です。 その他、 手の掌から手の甲にかけて使用することもできます。
<3 kg
推奨する部位は利き手でない手の薬指もし くは中指です。
>30 kg
B) 患者へのセンサ装着方法
• パウチを開封し、 センサを取り出します。 ライナーをセンサから取り外します。
成人用粘着式センサ (>30 kg) [Adt] および小児用粘着式センサ (10~50 kg) [Pdt]
1. 図 1a を参照して ください。 最初に受光部が取り付けできるようにセンサの向きを合わせます。 指先を点線にあわせて、 指の
外形線と受光部を指の腹部で覆うようにします。
2. 図 1b を参照して ください。 粘着翼を、 一方ずつ指に貼り付けます。 正確なデータを得るためには、 受光部窓が完全に覆わ
れている必要があります。
3. 図 1c を参照して ください。 発光部 ( ) が指の爪の上にく るよう配置し、 センサを指先の部分で折り返すようにして指を包
み込みます。 粘着翼を一方ずつ指に巻き付けます。
4. 図 1d を参照して ください。 正し く装着された状態では、 発光部と受光部は正対します (黒線が一直線に並びます)。 必要
に応じて、 位置を調整します。
乳幼児用粘着式センサ (3 ~ 10 kg)[Inf]
1. 図 2a を参照してください。 センサケーブルを足の甲に沿うように向き合わせます。 足の親指の腹部に受光部を貼り付け
ます。 代わりに足の人差し指または手の親指を使用することも可能です (図示なし)。
2. 図 2b を参照して ください。 発光部が爪の上 (爪の先ではなく) に来るようにします。 粘着ラップを足の親指/手の親指に巻き
つけます。 正確なデータを得るためには、 受光部窓が完全に覆われている必要があります。
3. 図 2c を参照して ください。 発光部 ( ) が足の親指/手の親指の先端と揃い、 受光部と正対するようにします。 正し く取り付
けられているかを確認し、 必要であれば装着仕直します。
新生児用粘着式センサ (<3 kg)[Neo]
1. 図 3a を参照してください。 センサケーブルを足 (または手) の甲に沿うようにして足首 (または手首) の方に向けます。 発
光部と受光部が揃うように、 足(または手)の周りにセンサを取り付けます。 正確なデータを得るためには、 受光部窓が完
全に覆われている必要があります。
2. 図 3b を参照してください。 粘着/フォームラップを足 (または手) に巻きつけ、 発光部窓 ( ) が受光部の反対側に位置す
ることを確認します。 粘着/フォームラップを巻き付けてセンサを固定するとき、 受光部窓と発光部窓の位置がずれないよ
う注意して ください。
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2
の値が正確に測定されないことがあります。
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の値が正確に測定されない場合があります。
の測定値が正常値を示す場合があります。 したがって、 COHb または
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の値が正確に測定されない場合があります。
の値が正確に測定されないことがあります。
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の値が正確に測定され
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