取扱方法
6.13 予備屈曲の設定
以下の手順にしたがって予備屈曲の設定をしてください。
1) アームを屈曲させます。
2) ダイアルで補正を最小レベルに設定します。
3) 前腕を伸展させます。
備考: 前腕は必ず力を抜き、下にさげてください。
備考: 予備屈曲の角度は、最初は約10°から設定します。
4) 伸展ストップにストラップカムを固定します。
5) ストラップがループ状になるまで前腕を屈曲させます。
6) ケーブルロックで継手をロックします。
7) ストラップクランプのネジを緩めます。
8) ストラップを短くするか長くします。
備考:
ストラップの長さに応じて予備屈曲が小さくなります。ストラップを短くすると予備屈曲が大きくなり
ます。
備考: ストラップの長さが3 mm変わると、屈曲角度は約5°変化します。屈曲角度が変わると、自由に振れる
幅も変わります。
9) ストラップクランプのネジを締めます。
10) ストラップカムを解除します。
備考:
屈曲補助を機能させるには、前腕伸展時にストラップカムで伸展ストップを固定していない状態にする
必要があります。
6.14 屈曲ケーブルの取り付け
以下の手順にしたがって屈曲ケーブルを取り付けてください。
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6.15 上腕ソケットの肘継手取り付け
以下の手順で上腕ソケットに取り付けてください。
1) 肘継手の外ネジにシリコーングリースを塗布します。
2) 上腕に肘継手をネジで固定します。
7 取扱方法
7.1 補正レベルの調整
注意
肘継手の不適切な着脱による危険性
肘継手が不意に屈曲して、装着者が負傷するおそれがあります。
► 肘継手の電源を切ってから着脱を行ってください。
► 肘継手は必ず屈曲させた状態で着脱を行ってください。
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► 屈曲ケーブルは内側の印のついた領域に取り付けま
す。
備考: 前腕を伸展する際は、屈曲プルケーブルの端
部がソケットに入らないようにしてください。
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