PPPoE または PPPoA
SSG 20 は、 ADSL リンク経由でサービスプロバイダのネットワークに接続するため、
PPPoE クライアントと PPPoA クライアントの両方を備えています。 PPPoE は ADSL カプ
セル化の最も一般的な形式であり、ネットワーク上の各ホストにおける終了に利用しま
す。 PPP セッションは SSG 20 で終了できるため、 PPPoA は主にビジネスクラスのサービ
スに利用します。 SSG 20 をサービスプロバイダのネットワークに接続するには、サービ
スプロバイダに割り当てられたユーザー名とパスワードを構成する必要があります。
PPPoA の構成は、 PPPoE の構成に似ています。
メモ :
SSG 20 がサポートするのは、仮想回路ごとに 1 つの PPPoE セッションです。
PPPoE にユーザー名 roswell とパスワード area51 を構成し、 PPPoE 構成を adsl1/0 イン
ターフェースにバインドするには、 WebUI か CLI を次のように構成します。
WebUI
Network > PPP > PPPoE Profile> New: 次のように入力してから OK をクリックし
ます。
PPPoE Instance: poe1
Bound to Interface: adsl1/0 ( 選択 )
Username: roswell
Password: area51
CLI
set pppoe name poe1 username roswell password area51
set pppoe name poe1 interface adsl1/0
save
SSG 20 では、ほかにも構成可能な PPPoE パラメータや PPPoA パラメータがあります。
たとえば認証方法(デフォルトサポートは、チャレンジハンドシェイク式認証プロトコル
かパスワード認証プロトコルのいずれか) 、アイドルタイムアウト(デフォルトでは 30
分)などがあります。 サービスプロバイダのサーバーとの通信用にその他の PPPoE パラ
メータや PPPoA のパラメータを構成する必要があるかどうか、サービスプロバイダに問
い合わせてください。
Mini PIM 構成
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