SSG 20 のデフォルト設定値は、次のいずれの方法で復元できます。
コンソール接続による方法。 詳細については、 『
ガイド
』を参照してください。
次の節の説明に従って、 SSG 20 背面パネルのリセットスイッチを操作する。
リセットスイッチを押すと SSG 20 がリセットされて工場出荷時のデフォルト設定値にな
ります。 この操作では、正面パネルの SSG 20 のステータス LED を確認するか、 26 ペー
ジの「コンソール接続の使用」 の説明に従ってコンソールセッションを開始します。
リセットスイッチでリセットしてデフォルト設定値を復元するには、次のように操作しま
す。
リセットスイッチは背面パネルにあります。 細くて固い針金(ゼムクリップなど)で
1.
小さな穴の奥のスイッチを 4 ~ 6 秒間押して離します。
ステータス LED が赤く点滅します。 構成の消去プロセスが開始したことを知らせる
メッセージがコンソールに表示されます。システムは SNMP/SYSLOG 警報を送信し
ます。
1 ~ 2 秒間待ちます。
2.
最初のリセットが済むと、ステータス LED が緑に点滅して、 SSG 20 で次のリセット
準備が整ったことを知らせます。 コンソールでは SSG 20 が次の確認を待機中である
旨のメッセージが表示されます。
再度リセットスイッチを 4 ~ 6 秒押します。
3.
コンソールメッセージが 2 度目のリセットの実行を知らせます。 ステータス LED が
半秒間、赤く点灯してから、緑の点滅状態に戻ります。
SSG 20 の設定は、工場出荷時の値にリセットされます。 SSG 20 がリセットすると、
ステータス LED は半秒間、赤く点灯してから、緑の点灯状態に戻ります。 コンソー
ルには、 SSG 20 の起動メッセージが表示されます。 システムでは構成された
SYSLOG または SNMP のトラップホストに SNMP と SYSLOG の警報を生成します。
SSG 20 が再起動すると、コンソールには SSG 20 のログインプロンプトが表示され
ます。 ステータス LED が緑で点滅します。 ログインとパスワードはいずれも
netscreen です。
すべての手順を終了しないと、構成の変更なしでリセットプロセスがキャンセルされ、コ
ンソールには構成の消去が中止された旨のメッセージが表示されます。 ステータス LED
は緑の点滅に戻ります。 SSG 20 がリセットされなかった場合、障害を知らせる SNMP 警
報が送信されます。
概念と用例 ScreenOS リファレンス
SSG 20 の出荷時のデフォルト設定へのリセット
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