合があります。 ラテックスへの軽微な反応としては、 肌の赤み、 発疹、 じんましん、 かゆみなど
があります。 より深刻な反応として、 鼻水、 く しゃみ、 目のかゆみ、 のどの炎症、 および喘息 (呼
吸困難、 咳や息切れ) などが起こる場合があります。 まれにショック症状を引き起こす場合が
ありますが、 ラテックスアレルギーの初期症状によって命に危険がおよぶことはほとんどあ
りません。
! 警告
ラテックスアレルギーの有無やその程度を確認してから、 ラテックスシールを採用したドラ
イスーツを購入 ・ 使用してく ださい。
5.
ドライスーツのサイズ確認
• 手首のシールの損傷を防ぐため、 まず、 時計を外します。
• 一般的にドライスーツは、 ネオプレン素材のウェッ トスーツよりもゆとりがあり、 トリラミネ
ートモデルの場合は特にその特色が顕著です。 しかし、 やはりサイズが合っていることが
求められます。 着用予定のアンダーウェアの中で最も重いウェアの上にドライスーツを着
用した状態で、 頭の上に両手を自由に伸ばし、 膝を曲げてしゃがむことができるスーツが
理想的です。
• 足の付根部分がきつ過ぎる/ゆる過ぎるスーツは避けてください。
• 脚の部分が長すぎると、 スーツの中の空気によりブーツが脱げる場合があります。
サイズの合ったスーツを選ぶには :
• スーツの下に着用予定のアンダーウェアの中で最も分厚いウェアを着てください。
• 全身を自由に動かせることを確認してください。
• 動作が制限されることなく 、 自由に両手を頭の上に伸ばし、 つま先に触れ、 膝を曲げてし
ゃがめることを確認してください。
• 股下のゆとりが10 cm (4インチ)以下であることを確認してください。
• すぐに両側のバルブに手が届く ことを確認してください。
注 : 大きなウェッ トスーツとブーツを着用している時よりも、 ドライスーツ着用時の方がかな
り大柄になります。 すでにBCをお持ちの場合は、 ドライスーツのサイズと適切に合うことを
確認してください。 また、 ドライスーツブーツをはいた状態で足がフィンとぴったり合うこと
を確認してください。 合わない場合は、 大きなフィンを購入してください。 フィンが小さく しっ
かりフィッ トしていないと、 こむら返りを起こしたりフィンを紛失したりする場合があり、 どちら
も危険な状況に陥る恐れがあります。
5.1
ドライスーツを着る
• 先の尖った物によりシールが損傷する場合があるため、 アクセサリー類はすべて取り外し
ます。
• スーツを平らに広げて、 目視で素早く 、 良好な状態であることを確認します。
• ラテックスシールの内側にタルクパウダーを振ります。
• 修理キッ トのワックススティ ックをファスナーに塗り、 滑らかに動く ようにします。
• 胴体部分を脚側に向かってウエスト部分まで裏返し、 サスペンダーを取り出します。
• サスペンダーがからまったりねじれたりせず、 しっかりと取り付けられていることを確認し
てください。
• 可能であれば座り、 足がサスペンダーに絡まらないように気を付けながら、 片足をスーツ
に入れます。
• ふく らはぎのあたりのスーツ素材を掴み、 ブーツに足をゆっく りと通します。 スーツを脚に
引っ張り上げます。
• もう片方の脚でも繰り返します。
• 足の付根部分が正しい位置に来るまで胴体部分を掴んで引き上げます。
• サスペンダーを肩にかけ、 スーツの重量が肩にかかるように長さを調節します。
• ネオプレン製のアウターカフがある場合は、 折り曲げてシール部分から離します。
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