DaVinci Resolve の使用
96
OFXプラグインを使用して、 想像的で魅力的なルックをすばやく簡
単に作成できます。
「デリバー」 ページでは編集を書き出します。 様々なビデオフォー
マットとコーデックが選択可能です。
レンダーキューにレンダー設定を追加したら、 「 レンダー開始」
ボタンを押して編集を書き出します。
プラグインの使用
セカンダリーカラーコレクションでは、 OpenFXプラグインの追加が可能です。 OpenFXプラグインを追加して、
カラーページではスピーディで魅力的なルックを、 エディットページでは想像的なトランジションやエフェクト
を作成しましょう。 サードパーティ製のOFXプラグインを購入/ダウンロードして使用できます。
インストールしたプラグインには、 カラーページのタイムラインビューアの隣にある 「OpenFX」 パネルからアク
セスできます。 「OFXプラグイン」 アイコンをクリックしてOpenFXパネルを開き、 新しいシリアルノードを作成し
たら、 そのノードにプラグインをドラッグ&ドロップします。 プラグインに変更可能な設定がある場合は、 隣の
「設定」 パネルで調整できます。
エディットページでは、 クリップにプラグインジェネレーターやトランジションを追加できます。 この作業は、
エフェクトライブラリの 「OpenFX」 パネルを開き、 選択したプラグインをタイムラインのクリップにドラッグして実
行できます。
編集のマスタリング
クリップの編集、 カラーコレクション、 グレーディングの作業が終わりました。 次は、 デリバーページで編集をレ
ンダリングして書き出します。 デリバーページでは、 書き出すクリップを選択し、 フォーマット、 コーデック、 解像
度を指定します。 書き出しは、 8/10-bit 非圧縮RGB/YUV、 DNxHD、 ProRes、 H.264などのコーデックを使用し
て、 QuickTime、 AVI、 MXF、 DPXなど様々なフォーマットで実行できます。
編集の1つのクリップを書き出す:
ステップ 1.
「デリバー」 タブをクリックして、 デリバーページを開きます。
ステップ 2.
ページ左上の 「レンダー設定」 ウィンドウで、 「ビデオ」 設定の 「シングルクリップ」 にチェックを入
れます。 ビデオフォーマット、 コーデック、 解像度を選択します。 通常、 フレームレートは、 プロ
ジェクト設定のフレームレートにロックされています。 書き出しにオーディオを含めたい場合は、
「オーディオ」 設定の 「オーディオの書き出し」 にチェックを入れます。
ステップ 3.
「ファイル」 設定で、 「カスタムファイル名を使用」 を選択します。 書き出しの名前を指定したら、
「ブラウズ」 ボタンでフォルダーを指定し、 書き出し先を選択します。 「OK」 をクリックします。
ステップ 4.
ページの下には左右に広がったデリバータイムラインがあります。 クリップの下にあるスクロール
バーをクリックし、 書き出す範囲の開始点にドラッグします。 最初のクリップを右クリックし、 ダイ
アログボックスで 「イン点をマーク」 を選択します。 次に、 書き出す範囲の終了点までスクロール
バーをドラッグし、 最後のクリップを右クリックします。 「アウト点をマーク」 を選択します。
ステップ 5.
「レンダー設定」 に戻り、 「ジョブをレンダーキューに追加」 ボタンをクリックします。 ページ右側
のレンダーキューに、 レンダー設定が追加されます。 ここまでの作業が終わったら、 後は 「レンダ
ー開始」 をクリックして、 レンダーキューでレンダリングの進行状況をモニタリングするだけです。
レンダリングが完了したら、 書き出し先に指定したフォルダーを開き、 レンダリングされた新しいクリップをダブル
クリックして、 完成した編集を確認できます。