カメラのビデオ出力
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Blackmagic Cinema CameraまたはBlackmagic Production
Camera 4KのBNCポートから、 SDIケーブルで他のSDIデバイスに
接続できます。
カメラのビデオ出力
SDIを使っ てモニタリング
Blackmagic Cinema Cameraは、 3G-SDIをサポートしており、 非圧縮10bit 4:2:2ビデオをルーター、 モニター、 SDI
キャプチャーデバイス、 放送スイッチャー、 その他のSDIデバイスに出力できます。
Blackmagic Production Camera 4Kは、 6G-SDIをサポートしており、 あらゆるSDIモニター、 そしてATEM
Production 4Kなどの4Kスイッチャーに接続できます。
ビデオスイ ッチャーに接続
SDI出力を使えば、 カメラをテレビプロダクションカメラとして使用できます。 SDI出力をプロダクションスイッ
チャーに直接接続してスタジオで作業ができます。 あるいはATEM Camera Converterに接続して信号を光
ファイバーに変換すれば、 中継車から何百メートル離れていてもロケ現場でライブプロダクションが可能です。
Blackmagic Cinema Cameraで25 fpsあるいは29.97 fpsで撮影して、 SDIオーバーレイをオフにすると、 SDI出
力はそれぞれ、 1080i50、 1080i59.94に設定されます。 この設定により、 インターレースHDフォーマットのみに対
応したスイッチャーでも使用が可能となります。
モニターに接続する
カメラのLCDスクリーンでもモニタリングが可能ですが、 鳥瞰撮影やカーマウント、 クレーンマウントの使用など、
LCDスクリーンを確認しづらい、 あるいは確認することが不可能な状況では、 SDIモニタリングが非常に役立ちます。
ディスプレイ設定メニューのSDIオーバーレイ設定を使用すると、 フレームガイド、 撮影情報、 カメラ設定など、
モニタリングに役立つ情報がSDIフィードに表示されます。 単にショットをモニタリングしたい場合は、 いつでも
SDIオーバーレイ設定をオフにして、 クリーンSDIフィードを出力できます。
SDI出力をSDIモニターに接続して、 フル10bit 非圧縮モニタリングを実現しましょう !Blackmagic SmartScope
Duoに接続すれば、 波形のライブモニタリングが可能です。