Windows NIC ドライバ管理アプリケーション用ユーザー診断 : QLogic QME8242 メザニンカードユーザーズガイド
Windows 診断テストの説明
本項では、次の Windows 診断テストについて説明します。
ハードウェアテスト
レジスタテスト
割り込みテスト
ループバックテスト
リンクテスト
ハードウェアテスト
ハードウェアテストは、さまざまのハードウェアブロックの状態をチェックします。DMA エンジン、レシーブエンジン、およびオンボードの
プロセッサメタコアなどが含まれます。
レジスタテスト
レジスタテストは、デバイスレジスタのリード/ライトアクセスを実行します。
割り込みテスト
割り込みテストは、事前に設定された数の割り込みを強制的に発生させることにより、ハードウェアが割り込みを生成する能力、およびドライ
バがその割り込みを処理する能力をチェックします。 対象のデバイスが割り込みを生成し、その割り込みをドライバがすべて予期されたとおり
に処理した場合、テストは成功とみなされます。
ループバックテスト
ループバックテストは、送信データをループバックコネクタを経由して元のアダプタに戻す診断ツールです。
リンクテスト
リンクテストは、リンクのステータス(アップ、ダウン)を、ホストとファームウェア間の物理的な通信チャネルをチェックすることによって
調べます。
Windows 診断テストのメッセージ
テストが失敗した場合、該当するエラーコードが生成されます(表 7
メッセージは含まれていません。
表 7. Windows 診断テストのメッセージ
テスト
エラーメッセージ
ループバック
LB_TEST_OK
LB_SEND_WAIT_QUEUE_ERR
LB_NORCV_ERR
LB_NOMEM_ERR
LB_TX_QUEUE_ERR
LB_SHORT_DATA_ERR
LB_SEQUENCE_ERR
file:///T¦/htdocs/NETWORK/QLogic/71922/ja/diag_win.htm[9/26/2012 4:33:11 PM]
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を参照)。 この表には、割り込みテストおよびリンクテストのエラー
説明
ループバックテスト合格
送信キューがブロックされた
受信パケットが受信されない
メモリ不足エラー
送信キューエラー
ループしたデータが不足
ループしたデータの順序が異なる