7.8 ミケランジェロハンドの電源オンオフ
8
7.9 緊急時におけるアクソンーバス グリップパーツの開放
8 メンテナンス
8.1 メンテナンスについて
可動性の機械部品はすべて磨耗や破損の可能性があるため、保証期間内は定期的な保守点検が必
要です。保証期間中は、オットーボックサービス (オットーボックマイオサービス) にてシステム
全体の点検を行います。必要に応じて部品を交換してください。定期的に保守点検を行っていな
いと保証が無効になる場合があります。
9 法的事項について
9.1 メーカー責任
オット―ボック・ヘルスケア・プロダクツGmbH(以下オットーボック社)はメーカーとして、
指定された加工および取扱方法、ならびに適切なお手入れ方法に従って製品を使用し、定期的に
メンテナンスした場合にのみ、その責任を負います。本製品は、オットーボック社が推奨する部
品の組合わせでのみご使用ください(本取扱説明書とカタログを参照) 。推奨していない部品の組
合わせや使用方法が原因による故障については保証いたしかねます。本製品の解体と修理は
オット―ボック社の技術者だけが行えます。
9.2 登録商標
本書に記載された製品名はすべて、各商標法に準拠し、その権利は所有者に帰属します。
商標をはじめ商号ならびに会社名はすべて登録商標であり、その権利は所有者に帰属します。
本書に記載の商標が明らかに登録商標であることことが分らない場合でも、第三者が自由にその
商標を使用することは認められません。
9.3 CE整合性
本製品は、欧州医療機器指令93/42/EECの要件を満たしています。
表Ⅸの分類基準により、医療機器クラスⅠに分類されています。 オットーボック社は、本製品が
欧州指令の付表VIIの基準に適合していることを自らの責任において宣言いたします。
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ソケット外側の充電コンセントのボタンを押すとミケランジェロハンド
の電源のオンオフができます(図8)。
この安全性機能により、制御信号の有無にかかわらずアクソンーバスの
グリップパーツを開かせることができます。
1) アクソンーバス義肢システムの電源を入れ、充電口のボタンを押し
て、アクソンーバスのグリップパーツが開き始めるまでそのまま約 3
秒待ちます。開く際に振動を伴ったビープ音が鳴ります。
2) ボタンを離すと、ただちにアクソンーバスのグリップパーツを開く
動作が停止し、アクソンーバス義肢システムの電源が完全に切れま
す。
本製品は、欧州指令の付