よりも大きい血管の凝固および切開用ではありません。 本機器は、 骨の切
開用ではありません。 本機器は、 避妊目的の卵管閉塞用ではありません。
3 機器の説明
再使用可能な LOTUS トランスデューサーは、 使い捨てのLOTUS ハンドピ
ースと共に使用するように決められています。 ハンドピースと トランスデュ
ーサーを組み合わせて使用すると、 鋏に似た機器が形成され、 ユーザー
が、 出血を調整しながら微細血管の軟組織の切断を行えます。
4 使用手順
1. 機器が洗浄および殺菌されていることを確認して ください。
2. トランスデューサーが発電機から切断されていることを確認して くださ
い。
3. ハンドピースのクランプが開位置にあり、 トリガが完全に前に出ている
ことを確認して ください。
4. 導波管を適切なハンドピース / ダブルブレードの柄に挿入して ください。
このために、 使い捨てのハンドピース / 柄と共に提供された説明書、 ま
たはLOTUSシリーズ4 外科用超音波システム&付属品の取扱説明書を
読んでください。
5. トランスデューサーのキャ ップを滅菌していない範囲で取り除き、 トラン
スデューサーを発電機に接続して ください。
6. システム全体の詳細情報および操作方法については、 LOTUSシリーズ4
外科用超音波システム&付属品の取扱説明書を参照して ください。
5 安全上の注意
5.1 機器に関する注意
1. トランスデューサーが使用前または使用中に損傷または変形した場合、
これを交換して ください。
2. 最小侵襲性機器は、 メーカーごとに寸法が異なることがあります。 異な
るメーカーからの機器を併用する場合には、 手術を開始する前に常に
適合性を確認して ください。
3. 本機器を注意深く取り扱って ください。 機器を改造しようとしないでくだ
さい。 損傷または改造は、 共振能力に影響を及ぼし、 機器の効果を制
限するおそれがあります。 損傷が疑われる場合には使用しないでくださ
い。
4. 手術中に、 クランプと導波管との間に血液および組織がたまることがあ
ります。 これにより、 機器の先端が異常に高温になるおそれがあります。
火傷のリスクの増加を防止するために、 目に見える沈殿物を機器から取
り除いて ください。
5. 機器を トロカールに抜き差しするときにはクランプが閉じていることを
確認して ください。
6. クランプを後方に曲げないでください。 機器を筒に挿入するときには注
意して ください。
7. 全てのエネルギー源 (電気手術、 レーザー、 または超音波) の場合と同様
に、 例えば、 燃焼した組織からの煙やエアロゾルなど、 手術の副生成物
の発癌性および感染性の可能性に関する懸念があります。 開腹手術の
際、 また腹腔鏡手術の際も、 有効な保護具を使用して ください。
8. 曲がったクランプを再び真っすぐに伸ばそうとしないでください。 機器を
廃棄し、 新しいものを開封して ください。
9. 作動中に導波管が金属製のものに触れると火花が発生することがあり
ます。 引火性のガスまたは液体の近く で使用するときは注意して くださ
い。
10. 作動中に導波管が金属またはプラスチック製のものに触れると、 機器が
損傷するおそれがあります。
11. 適合性を保証するために、 LOTUS付属品のみを使用して ください。
12. 電気絶縁や接地が問題のない状態であることを確認して ください。
13. 相当に強く作動させる場合、 機器の末端が熱くなる可能性があります。
作動直後にブレードを組織に接触させないでください。
14. う っかりして作動させる危険を防ぐために、 使用していないときには機
器を組織に接触させないでください。
15. 組織を挟まずにクランプを作動中の導波管を介して閉じると、 クランプ
のコーティ ングが損傷するおそれがあります。
16. 機器が故障した場合に備え、 適切な予備の機器が利用可能であるか常
に確認しておいて ください。
17. 圧縮性のない 「軟」 組織、 骨、 またはゴム製の胃バンドなどの無機物をク
ランプできつく挟みすぎないようにして ください。 この状態では、 ハンドピ
ースが大きな力を発生することがあり、 これが、 器具の損傷、 または極端
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