ベクトルスコープ
ベクトルスコープはイメージの色相および彩度の全範囲を測定します。
型のベクトルスコープを搭載しており、 トレース式グラフのように表示されます。 グラフを囲むセーフティ
マーカーに
%を上限とするカラーバー彩度のターゲットが配置されています。
100
フレームに含まれるカラーの彩度が極めて高い場合、 グラフ内の対応する部分は端に向かって引き延ば
されて表示されます。 彩度が低いカラーはベクトルスコープ中心付近にとどまります。 ベクトルスコープの
中心は彩度が
の状態です。 ベクトルスコープグラフの突出部の数によって、 イメージに含まれる色相の
0
数が確認できます。 また、 突出した部分の角度でそれぞれの色相が分かります。
さらに、 グラフの中心が、 ベクトルスコープの中心にあるかどうかを確認することで、 イメージ内のカラー
不均衡の有無を把握できます。 例えば、 ベクトルスコープのグラフが中心からずれている場合は、 傾きの
角度でイメージ内に色かぶりや偏りがあることが分かります。
カラーバランスは
パレード表示とベクトルスコープ表示の両方でモニタリングできますが、 多くの場
RGB
合、 ベクトルスコープ表示の方がカラーバランスの問題を簡単に確認できます。
ベクトルスコープはイメージの色相とサチュレーションの全範囲を表示
作業のこつ 肌のトーンを含むビデオ信号をモニタリングする際は、 ベクトルスコープ上の
いの線に沿って、 温かいカラーサチュレーションを保つと良いでしょう。 これは 「フレッシュトー
ン・ライン」 と呼ばれ、 皮膚の下にある血液の色に基づいたラインです。 フレッシュトーン・ライ
ンは、 あらゆる肌の色に適用することができ、 肌のトーンを自然な色に見せることができます。
ベクトルスコープのグラフにズーム
ベクトルスコープ表示の 「ズーム」機能を使用するとグラフを拡大できるため、 イメージのカラー情報の
詳細が 確認しやすくなります。 これは彩度を下げたイメージをモニタリングする際に役立ちます。 この
ようなイメージは、 概してグラフの中心部分にデータが小さく集中しているため通常のサイズでは確認
しにくいからです。
は従来
Blackmagic Video Assist
時くら
10
設定の変更
103