より高度なオーディオツールが必要なプロジェクトでは、 完全なオーディオポスト プロダクション環境を
実現する Fairlight ページを使用できます。
Fairlight ページ
DaVinci Resolve の Fairlight ページではプロジェクトのオーディオの調整を行います。 単一モニターモード
は、 Fairlight ページはプロジェクトのオーディオトラックに最適化されたレイアウトです。 拡大されたミキ
サーと様々なモニタリングコントロールでレベルの評価や調整を行い、 滑らかでバランスの取れたミック
スを作成できます。 表示される膨大なツール群に戸惑う必要はありません。 これらはすべて、 優れたオー
ディオ品質を得るためのアシストを行う機能です。
このセクションでは Fairlight ページの基本的な機能について説明します。 各機能の詳細は DaVinci Resolve
マニュアルを参照してください。 DaVinci Resolve マニュアルでは各ツールの目的や使用方法が簡単なス
テップで紹介されています。
オーディオタイムライン
トラックヘッダー
各トラックの左にはヘッダーエリアがあります。 ヘッダーにはトラック番号、 トラック名、 トラックカラー、
オーディオチャンネル、 フェーダー値、 オーディオメーターが表示されます。 またトラックヘッダーには、 ト
ラックのロック / 解除や、 ソロ / ミュートを切り替えるコントロールもあります。 これらのコントロールはト
ラックを分かりやすく管理する上で 便利なだけでなく、 各トラックを個別にモニタリングする場
合にも使用できます。
トラック
Fairlight ページの各トラックは複数のレーンに分かれています。 これらのレーンは各クリップに含まれる
オーディオチャンネルで、 オーディオの編集やミックスのために表示されます。 エディットページでは各
オーディオチャンネルは非表示となり、 タイムラインには単一のクリップのみ表示されます。 多数のトラッ
クを扱う必要がなくなるので、 マルチチャンネルのソースを簡単に編集できます。
トラック 「 A1 」 のトラックヘッダーはレーンが 1 つ (モノ) のモノトラックで、
トラック 「 A2 」 はレーンが 2 つ (ステレオ) のステレオトラックです。
DaVinci Resolve の使用
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