S.Bus
4 チャンネル以上が必要な場合は、 18 チャンネルの S.BUS コントロール入力と Futaba 無線コントロール対
応の機器、 あるいはカスタム ・ エンベデッドコントローラーを使用できます。
Futaba の S.Bus プロトコルは、 拡張ケーブルの 1 つのリンクで最大 18 チャンネルのコントロールに対応します。
各チャンネルには特定のカメラ設定をマッピングできます。 S.Bus のレシーバーおよびデコーダーは多く
の模型飛行機 / ヘリコプターで使用されており、 ラジオコントロール模型などを取り扱う多くのオンライン
ストアなどで購入できます。
カメラ機能の S.Bus チャンネルへの割り当て
Micro Cinema Camera のコントロールに S.Bus を使用する場合、 リモート設定メニューで以下の機能を個
別の S.Bus チャンネルに割り当てられます。
収録開始 / 停止
アイリス
フォーカス
オート フォーカス
ズーム
ISO
シャッターアングル
ホワイトバランス
オーディオレベル
フレームレート
コーデック
個別の S.Bus チャンネルに機能を割り当てるには、 コントロールしたい機能を選択し、 上下ボタンと 「 SET 」
ボタンを使用して空いているチャンネルを割り当てます。
S.Bus プロトコルをサポートするリモートコントロール用の標準無線トランスミッターは、 通常、 コントロ
ーラー出力に組み込まれた制御範囲で設定されます。 このため、 カメラ機能を個別の S.Bus チャンネルに
正確に割り当てるだけでカメラ機能のリモートコントロールが可能になります。 S.Bus プロトコルを使っ
て、 洗練された独自のコントロール・ ソリューションを構築することもできます。
カスタムコントローラーの開発
独自のカメラコントロール・ ソリューションを開発したい場合、 拡張ケーブルの S.Bus 入力を、 Blackmagic
Micro Cinema Camera のカメラ機能のインター フェース接続に使用できます。
S.Bus 入力から Blackmagic Micro Cinema Camera にコマンドを送信する際、 カメラが読み取れるよう
に、 入力値は 44 ~ 212 の間である必要があります。 無線コントロールトランスミッターを使用している場
合、 入力値 128 が中間点、 あるいはニュートラル位置と見なされます。
特定のコマンドをカメラに送 信 する方法は、 カメラ機能をコントローラーにマッピングした方
法により異なります。
コマンドをコントロールにマッピングする方法は 2 通りあります。
1 つ目の方法は、 入力の特定範囲に設定をマッピングするので、 特定範囲の値を送信することで特定の設
定がトリガーされます。
例えば、 レンズの F 値設定 ( f1.8 ~ f22 ) を 44 ~ 212 の全範囲に分配します。 44 ~ 51 の値を送信すると、 レン
ズは f1.8 に設定されます。 これらの値は、 全範囲に渡っ て継続していくので、 206 ~ 212 の値を送信すると
f22 に設定されます。 ズームやフォーカスも同様にコントロール可能です。
メニュー設定
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