Atos PROVOX Vega Instrucciones De Uso página 67

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2.3.2 方法2:チューブの挿入
よく見えるように、 プロテーゼを装填チューブに押し込んだ後に折り曲げ道具を取
り外してもかまいません。
注記:食道フランジが適切に折り曲がるよう、 プロテーゼの装填時はかならず折
り曲げ道具を取り付けてプロヴォックスインサーションシステムを使用すること
が重要です。
1.
折り曲げ道具の取外し
折り曲げ道具のロックを外し装填チューブから抜いて取り外します(図8)。
2.
シャント孔に入れる
プロヴォックスインサーションシステムを装填チューブで保持します。 装填チ
ューブの先端をシャント孔に入れます。 抵抗を感じる場合、 慎重に前に進めま
す。 抵抗を感じる場合、 拡張したり潤滑を施したりすると楽に挿入できます。
3.
ボイスプロテーゼの挿入
近位グリップの表面にある矢印と装填チューブが同じ高さになるまで、 装填チュ
ーブを持っていないほうの手で挿入ピンを押し進めます(図9)。 この時点で、 ボ
イスプロテーゼの食道フランジは完全に食道で広がります。
4.
ボイスプロテーゼの開放
装填チューブを片方の手で、 挿入ピンをもう一方の手で持ちます。 食道フランジ
が食道前壁に到達した感触を得るまで、 装填チューブと挿入ピンを両方引き戻
します。 挿入ピンから手を放し、 装填チューブをシャント孔からまっすぐ引き抜
きます。 これにより気管側フランジが開放されます。
注記:気管側フランジが食道またはシャント孔内で広がった(想定外のオー
バーシュート )場合、 無鉤把持鉗子で気管側フランジをつかみ、 ボイスプロテ
ーゼを所定の位置まで引くか回転させます。
5.
手技の完了
挿入後、 下記のセクション2.5に従い手技を完了します。
2.3.3 方法3:オーバーシュート挿入
プロヴォックスヴェガボイスプロテーゼのオーバーシュート手技は、 手技が困難な
シャント孔で食道フランジを完全に広げるため、 ときどき実施されます。
1.
折り曲げ道具の取外し (オプション)
プロテーゼを装填チューブに押し込んだ後に、 折り曲げ道具のロックを外し装
填チューブから抜いて取り外します(図8)。
2.
シャント孔に入れる
プロヴォックスインサーションシステムを装填チューブで保持します。 装填チ
ューブの先端をシャント孔に入れます。 抵抗を感じる場合、 慎重に前に進めま
す。 抵抗を感じる場合、 拡張したり潤滑を施したりすると楽に挿入できます。
3.
ボイスプロテーゼの挿入
片手で装填チューブをしっかり持ち、 近位グリップの表面より奥まで、 もう片方
の手で挿入ピンを押し進めます(図10)。 この時点で、 ボイスプロテーゼは完全
に食道で広がります(図11)。
折り曲げ道具を組み込んだ状態でオーバーシュート挿入を行う場合、 遠位グ
リップの表面より奥まで挿入ピンを押し進めます。 この時点で、 ボイスプロテ
ーゼは完全に食道で広がります(図12)。
4.
ボイスプロテーゼの開放
シャント孔からまっすぐに、 装填チューブを引き抜きます。 プロテーゼは、 挿入
ピンに依然としてしっかりと取り付けられた状態で食道に残ります。 無鉤把持
鉗子で気管側フランジをつかみ、 ボイスプロテーゼを所定の位置まで引くか回
転させます。
5.
手技の完了
挿入後、 下記のセクション2.5に従い手技を完了します。
2.3.4 方法4:カプセル挿入
プロヴォックスインサーションシステムの折り曲げ道具を使用し、 標準的なプロヴォ
ックスヴェガボイスプロテーゼの食道フランジをプロヴォックスカプセル内に折り
込むことができます*。 この手技では、 装填チューブを使用しません。
注記: ここでは、 プロヴォックスヴェガをプロヴォックスカプセルに装填する手順
のみを説明します。 シャント孔に挿入する方法は、 プロヴォックスカプセルに添付
の取扱説明書を参照してください。
1.
プロヴォックスカプセルにプロテーゼを挿入
2本の指で折り曲げ道具を締め付け、 折り曲げ道具の開口部にカプセルを載
せます(図13)。 折り曲げ道具を締め付けたまま、 人差し指でカプセルを下に
押し下げます(図14)。 挿入ピンを確実に押し進めることで、 ボイスプロテー
ゼの食道フランジがカプセル内に装填されます。
2.
装填が適切か確認
プロヴォックスカプセルがボイスプロテーゼに装填されたので、 挿入ピンから
折り曲げ道具を外してかまいません。 食道フランジがカプセル内に入 っている
ことを確認します(図15)。 ボイスプロテーゼがきちんと折り込まれていない場
合は、 新しいプロヴォックスカプセルで装填手順を繰り返す必要があります。
3.
ボイスプロテーゼを取り出しシャント孔を整え(セクション2.2のポイント6、 7
を参照)、 プロヴォックスカプセルの取扱説明書に従いボイスプロテーゼを留
置します。
* 一部の国では入手できません。
2.4 組立ておよびプロヴォックスインサーションシステム
の再装填
プロヴォックスヴェガをシャント孔に挿入するのに一度失敗しても、 プロヴォックス
インサーションシステムにボイスプロテーゼを再装填可能です。
ボイスプロテーゼの取付け
1.
気管側を下に向けボイスプロテーゼを挿入ピンの先端に載せます。
2.
取付けスロットにセー フティストラップを片側から通して、 セー フティストラッ
プを取り付けます。
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