5.4. 漏れ電流試験
スペアパーツを交換した後、漏れ電流試験が必要です。 適用部品の漏れ電流試験を行う場合、視覚化装置が適用
部品であるため、Ambu 視覚化装置を挿入する必要があります。
印加された部品の漏れ電流を測定できるようにするには、視覚化装置の遠位先端に金属箔を巻き付けて使用します
(図35を参照)。
5.5. 機能試験
交換したスペアパーツに関連する以下の機能試験のいずれかを実行します。
画像ディスプレイ装置および視覚装置コネクタ試験
ディスプレイ装置を再組み立てした後は、常に画像試験を実行して、交換した部品とシステム全体が期待どおりに
機能するかどうかを確認してください。
a)
ディスプレイ装置をオンにします。
b)
視覚化装置を接続し、視覚化装置の遠位端を対象物(たとえば、手のひら)に向けます。
c)
ライブのビデオ画像が画面に表示されていることを検証します
d)
ライブ画像の向きが正しいことを確認してください
e)
画像に線やその他の予期しない混乱がないことを確認します
f )
視覚化装置の LED が点灯していることを確認します
g)
視覚化装置コネクタごとに手順 II 〜VI を繰り返します
h)
画面上のいくつかのオプションをタッチして、タッチ機能を確認します。
バッテリー点検
バッテリーが期待どおりに放電することを確認します。
a)
電源を接続し、バッテリーが完全に充電されるまで、ディスプレイ装置を充電します
b)
電源を切断します
c)
スクリーンセーバーがアクティブになるのを待ちます(これにより、予想される残りのバッテリー時間が変更
されます)
d)
10 分後、バッテリーアイコンの時間を確認します。
バッテリーの残り時間が予想通り±20%減少した場合、試験合格です(例:バッテリーの残り時間は 10 分で 4:10
から3:58 から 4:02 の間になります)。
ファン点検
a)
ディスプレイ装置をオフにします。
b)
装置の電源を入れるとき、換気リブを覗き、騒音を聞いて、ファンが静かに回転し始めているかどうかを確認
します。
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図35 漏れ電流試験のセットアップ