JA
1.一般情報
製品に記載のシンボルの説明
説明書 (図10) を読み、 保管しておいて く ださい !
使用開始前に、 必ず以下の情報を読み、 ご使用期間を通して保管して く ださい。
自己適合宣言 (図11) : このシンボルの付いた製品は、 CEガイ ドライ ンに準拠しています。
検査済安全性マーク (図12) ( GSマーク) は、 その製品がド イツ製品安全法 (ProdSG) の規格に準拠していることを保証しています。 これ
は、 TÜV が認証する任意の安全シンボルです。
アルペンスキー用 (図13) およびスノーボー ド用(図14) ヘルメ ッ ト。
A または B
クラス A またはクラス B : 「クラス A またはクラス B のヘルメ ッ トは、 アルペンスキー、 スノーボー ドおよび類似のスポーツ用です。 クラス A
のヘルメ ッ トは、 よ り高度なプロテクショ ンを提供します。 クラス B のヘルメ ッ トは、 よ り多く の通気と音の聞こえやすさを提供しますが、 頭部
のよ り狭い範囲を保護し、 耐貫通強度はよ り小さいです。 」 (出所 : EN 1077)
このヘルメ ッ トは、 モーターバイ クおよび原付自転車(図15) 走行などのスポーツには適しません。
注意事項 (図16) : 炭化水素化合物 (図17) 、 洗浄溶液 (図18) 、 塗料(図19) 、 デカール(図20) 、 またはその他の外部影響因子(図21) との接
触によ り、 ヘルメ ッ トが損傷することがあります。
本スキーおよびスノーボー ド用ヘルメ ッ トは、 今日の技術水準によ る最高のレベルで、 頭部を外的侵害から保護します。 しかし、 これは絶対
に負傷しないという保証ではありません。 当社の全てのヘルメ ッ トは、 欧州指令 89/686/EWG に準拠し、 CEマークを取得しています。 本ス
キーおよびスノーボー ド用ヘルメ ッ トは、 欧州規格 EN 1077 に準拠し、 さ らに、 一部には ( へルメ ッ ト に該当する記載がある場合) 、 ア メ リカ
合衆国規格 ASTM F 2040 の認証を受けています。 これらの規格に準じ、 ヘルメ ッ トの衝撃吸収、 耐貫通性、 脱げ、 ス ト ラ ップ強度、 保護範
囲の試験が行われます。
当社のヘルメ ッ トは、 次の3つの主要ユニ ッ ト で構成されています : 高品位樹脂製アウターシェルは、 ヘルメ ッ トの安定性に寄与し、 衝突時の
エネルギーをでき る限り広い面に分散します。 イ ンナーシェルは、 特殊発泡スチロール素材です。 衝突に際して発生するエネルギーを緩衝
し、 変形によ りそれを吸収します。 コンフォー ト ク ッショ ンは、 装着性を高め、 また、 ヘルメ ッ トのフ ィ ッ ト性を良く します。
2.スキーヘルメ ッ トの購入
2.1 頭部周囲径 (cm)
正しいサイズを選ぶには、 眉毛の上端から指一本の高さのと ころで頭部周囲径を図ります。 多く の販売店では、 頭部周囲メジャーを備え付
けています。 頭部サイズ範囲は、 ヘルメ ッ ト にセンチメー ト ル単位 (cm) で記されています。
2.2 試着
ヘルメ ッ トが頭の周りにぴったり と装着されることが重要です。 はめ込まれたイ ンナーイ ンテリアによ り、 ヘルメ ッ トは気持ちよ く しっかり と頭に
フ ィ ッ トする必要がありますが、 きつすぎてはいけません。 試着時には、 鏡で確認すると良いでし ょ う。
2.3 正しい装着ポジシ ョ ン
ヘルメ ッ トは、 頭に水平に装着する よ う、 ご注意く ださい (図7) 。 後頭部方向に深く被り過ぎている と額が保護されず、 また額に深く被り過ぎる
と、 視野が妨げられることがあるので、 不適切です。 眉毛の上から指 2 本のと ころにヘルメ ッ トが来るのが理想的なポジショ ンです。
2.4 フ ィ ッ ト性
しっかり フ ィ ッ ト しているかは、 ス ト ラ ップを開いた状態で頭を軽く振って確認します。 この時ヘルメ ッ トの坐りが変わってはなりません。 ヘルメ
ッ トの安全機能が100%発揮されるためには、 最適なフ ィ ッ トが必要です。
2.5 ス ト ラ ッ プ機構の調整
2.5.1 Yク リ ップ付ヘルメ ッ ト (図 3)
1) あご紐のク ッショ ンを外します。
2) 側頭部 (図I) および後頭部ス ト ラ ップ(図II) をまとめて固定するY-ク リ ップ (図3) を、 耳の下指一本分の位置で両ス ト ラ ップが重なる よ うに、 位置決め
します。
3) Y-ス ト ラ ップ(図3) 調整時に、 ス ト ラ ップは左右で別々に、 各々正しい長さにセッ ト して く ださい。 これには両ス ト ラ ップがあご下にしっかり収ま る よ う、 長
さをあご紐ロッ ク (図2) で調整します。
4) 側頭部ス ト ラ ップ(図I) がしっかり締って、 交差せずに下に延び、 後頭部ス ト ラ ップ(図II) も しっかり締って、 多少上向きになっていれば、 両ス ト ラ ップの
長さは適正に調整されています。
5) あご紐のク ッショ ンを再び付けます。
2.5.2 Y-ク リ ップのないヘルメ ッ ト
ヘルメ ッ ト によ ってはY-ク リ ップがないものがあります。 この場合は、 ス ト ラ ップの長さのみをあご紐ロッ クで調整します。
2.5.3 ロッ ク
当社のヘルメ ッ トモデルのほとんどのロッ クには、 このバッ クルが採用され、 片手で容易に操作できます。 外すには、 赤いボタ ン (図2) を押し
ます。
ご注意:ス ト ラ ップ機構を完全に開かずに、 ロッ クを緩めることができます。 走行開始前に、 ロッ ク機構は完全に締めておいて く ださい。
2.6 サイズ調整
2.6.1 個別サイズヘルメ ッ ト
ヘルメ ッ ト には、 イ ンナーイ ンテリアのフォームの厚みによ ってのみ正確なサイズを決めている製品があります。 この場合、 調整する必要はあ
りません。
2.6.2 サイズ調整機構
サイズ調整機構で、 ご購入されたヘルメ ッ トのサイズが個別に調整できます。 正しい位置にヘルメ ッ ト を被り、 ヘルメ ッ ト背面にある調節ダイ
アルを廻します。 この時、 時計回りではサイズがきつく、 反時計回りでは、 緩く なります (図5) 。 ヘルメ ッ トのタ イプによ っては、 さ らに高さ調整機
構(図1) が搭載されており、 後頭部に合わせてヘルメ ッ ト を調節します。 この場合、 最も快適に感じ られる固定ポジショ ンを選んでく ださい。
次に、 ヘルメ ッ トが頭部にしっかり密着している と感じ られるまで、 サイズ調整機構の調節ダイアルを廻して く ださい。
3.オプシ ョ ン
3.1 着脱式イヤーパッ ド
モデルによ っては、 着脱可能なイヤーパッ ド(図III) が装備されています。 イヤーパッ ドは、 ス ト ラ ップのプ ッシュボタ ンか、 または耳部分のス ト
ラ ップを通すループとヘルメ ッ トのイ ンナーシェルにある止め具で固定します。
3.2 スキーゴーグルの同時装着
スキーヘルメ ッ トの多く には、 後部にスキーゴーグルのヘッ ドバン ドを固定するための機構が装備されています。 モデルによ っては、 アウター
シェルに保持ブラケ ッ トがあり、 その下にヘッ ドバン ドを挿んで固定できます。 他のモデルではプラスチッ ク ク リ ップまたはゴムバン ドが付い
ており、 スナップボタ ンまたはフ ッ クを閉じて固定します。 両システム共、 スキーゴーグルのヘッ ドバン ドをヘルメ ッ ト に確実に固定でき る よ うに
なっています。
3.3 バイザー
バイザー付ヘルメ ッ ト をお求めになった場合、 添付のバイザーについての説明書も よ く お読みく ださい。
3.4 通気
当社の多く のヘルメ ッ ト には通気システムが装備されています。 モデルによ っては、 スライ ドバーで給気を調節でき る よ うになっています。 これ
によ り、 通気ダク ト を開く か、 一部または完全に閉じ ることができます。
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