破損を防ぐため、 センサにはいかなる溶液もしみこませたり浸したりしないでください。 センサを消毒しないでください。
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電子部品の破損や患者の怪我につながるおそれがあるため、 Masimoセンサを再利用、 再加工、 修理、 およびリサイクル
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しないでください。
センサの一部変更や改造は絶対にしないでください。 変更や改造は性能または精度あるいはその両方に影響を及ぼ
•
す恐れがあります。
センサを低温環境に保管していた場合は、 正確な測定を行うために、 室温に戻す必要があります。
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発汗量が非常に多い患者では、 センサの粘着力が十分に得られない場合があります。
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RAM®二重ケーブルは、 RRa機能が有効な状態で、 Masimo rainbow SETテク ノロジを搭載した互換性のあるモニタに接
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続する必要があります。
RAS-45は、 無呼吸モニタリングまたは無呼吸アラーム用ではありません。
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注意 : センサ取り替えメッセージが表示されたか、 モニタ装置の操作マニュアルで指定された低SIQトラブルシューティ
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ング手順の完了後も低SIQメッセージが継続して表示された場合、 センサを交換して ください。
注記 : センサのX-Cal®テク ノロジによ って、 不正確な測定値や患者モニタリングの予期しない損失のリスクを最小限に
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抑えられます。 このセンサの患者モニタリング使用期間は最大120時間です。 単一患者への使用後、 センサを廃棄して く
ださい。
取扱説明
A. 装着部位の選択 :
センサを装着する前に、 装着部位に体毛や汚れがなく、 乾いた状態であることを確認して ください。 必要に応じて、 アルコー
ル綿を使用して装着部位を拭きます。
1. 図1を参照して ください。 測定部位は上胸部です。 センサパッ ドの中心は、 患者の右胸部の第2肋間にある鎖骨下に配
置することをお勧めします。
B. センサの装着 :
1. 図2を参照して ください。 小さなタブをライナーからゆっ く りと引っ張り、 センサの粘着部を露出させます。
2. 図3を参照して ください。 センサの"Masimo"ラベルが見えるように、 センサを部位に優し く装着します。
3. 図4を参照して ください。 粘着部が患者の皮膚に固定されるようにセンサの周囲全体に圧力を加えます。 露出させた
センサの粘着部に触れないようにして ください。
4. 患者の皮膚が引っ張られず緩んだ状態であることを確認し、 皮膚がセンサパッ ドの下に折り込まれないように調節します。
5. 図5を参照して ください。 センサの上部からツーピースセンサライナーを取り外します。
6. 図6を参照して ください。 アンカーライナーを取り外し、 患者の胸部に脇の下の高さでアンカーパッ ドを取り付けます。
7. 患者にケーブルが絡ま ったり、 頸部を圧迫したりしないように、 センサケーブルの取り扱いには注意して ください。
C. RAS-45 Inf/Neoセンサと音響呼吸数患者ケーブルの接続 :
1. 図7を参照して ください。 センサコネクタをケーブルコネクタに差し込んで固定します。
2. RAS-45 Inf/Neoセンサが患者の装着部位に正し く装着されており、 患者ケーブルにも接続されていることを確認します。
3. モニタで信号を検出できることを確認します (装置のマニュアルを参照) 。
注記 : 信号が検出されない場合は、 新しいセンサを使用して、 胸部の装着部位を変更します。
D. RAS-45 Inf/Neoセンサの取り外し :
警告 : センサからケーブルを取り外してから、 患者からセンサを取り外して ください。
1. 図8を参照して ください。 ケーブルコネクタとセンサコネクタを持ち、 引き離して取り外します。
2. センサの粘着タブをゆっ く りと引っ張り、 装着部位からセンサを取り外します。
3. アンカーパッ ドをそっと優し く持ち上げ、 患者から粘着部を取り外します。
注記 : RAS-45 Inf/Neoセンサが患者から外れた場合であっても、 システムに接続していると、 センサは周囲の音を検出して、 測定
値を報告する場合があります。 センサは、 患者モニタリング中にのみケーブルに接続するようにして ください。 患者のモニタリン
グ中でない場合は、 センサをケーブルから取り外すようにして ください。
仕様
センサ
体重
+70 C
-40 C
装着部位
+1060 hPa - +500 h
795 mmHg - 375 mmHg
1分間あたりの呼吸数、 精度範囲*
NON
STERILE
5%-95% RH
* RAS-45 Inf/Neoセンサの呼吸数精度は、 ベンチ トップ試験において毎分4 ~ 120回の呼吸範囲で検証されました。 臨床評価は、 RAS-45 Inf/Neo
センサおよびモニタリング機器を使用して、 最大呼吸数が毎分82回の幼児と新生児を対象に行いました。
LATEX
95%
%
5%
RAS-45 Inf/Neo
< 10 kgの幼児および新生児
胸部
毎分4 ~ 120 ± 1 回
44
10075G-eIFU-0321