11 校正⽤⾦型の使⽤
Elcometer 500のC1プローブとC2プローブは、コンクリート等の下地
(jp-12ページのセクション7.5「下地」を参照)の塗膜の厚さの測定
⽤ですが、膜厚計の校正⽬的で、Elcometer 500⽤校正⽤⾦型
(CCM)で作製した塗膜の厚さを測定することもできます。
Elcometer 500⽤校正⽤⾦型(CCM)は、
別途注⽂のアクセサリーで、校正⽤に塗料
の⾳速を算出する⾒本を作製するためのス
チール製⾦型です。⾒本作製⽤の凹部と余
った塗料を流し込む凹部(液溜め)に分か
れています。
下記の⼿順でElcometer 500⽤校正⽤⾦型を使⽤することで、
Elcometer 500は国内および国際規格に対しトレーサビリティを持ち
ます。
Elcometer 500⽤校正⽤⾦型(CCM)を使⽤するには:
1
Elcometer 500⽤校正⽤⾦型(CCM)
を平らな⽔平⾯に置きます。
膜厚を測定する塗料で作製部(a)を
2
満たし、塗料が表⾯張⼒で若⼲盛り上
がっていることを確認します
(図22)。
付属しているプラスチック製の擦り切
3
り板(b)を塗料の表⾯で滑らせ、余
分な塗料を液溜め(c)に落とします
(図23)。
4
Elcometer 500⽤校正⽤⾦型
(CCM)を静置したまま、塗料が乾
燥するのを待ちます。
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図22
b
図23
R
a
c
jp-22