垂直親綱シリーズを設置する際は、 適切な安全手順に従い、
• LAD-SAF
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• 保護めがねや安全靴などの個人用保護具を着用して ください。
垂直親綱シリーズの設置中に墜落の危険がある場合は、 個人用墜落制止 ・ レストレインシステムを使用して ください。
• LAD-SAF
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• 設置中のLAD-SAF
• 一部しか設置されていないLAD-SAF
• 電線の近く でLAD-SAF
• ステンレス鋼のシステムを設置する場合は、 摩耗を防ぐため、 すべてのファスナーに汎用のねじ潤滑剤を使用するようにしてください。 多めに塗布します。 ねじ山の
全長とボルトの周囲全体に潤滑油を塗布してください (図23) 。 付属のねじ潤滑剤は、 Uボルト1個に1本のチューブを使って塗布してください。
溶接時の推奨事項 : 設置の際、 構造物にブラケッ トを溶接する必要が生じる場合があります。 そのような場合は、 認定溶接士が日本の溶接規格等
3.3
に従って溶接を行うことを推奨します。 母材 (ベース) と溶加材 (フィ ラー) は、 システムの素材に応じて亜鉛メッキ鋼やステンレス鋼に適合するものを
使用して ください。 溶接後、 コーティ ング剤や塗料を塗布して腐食から保護して ください。
踏ざん支持材 : 踏ざん支持材を使用すると、 中空の踏ざんを補強できます。 これにより、 垂直親綱シリーズのクランプで締め付けたときの踏ざんのつ
3.4
ぶれや割れを防ぎ、 踏ざんの強度を高めます。 踏ざん支持材の固定には、 支柱の両側に届く十分な長さの踏ざん支持材が必要です。 各LAD-SAF
品の接続ポイン トに踏ざん支持材を取り付けて ください。 有資格者が構造物を評価し、 システムの荷重要件を満たしているかを判断して ください。
踏ざん支持材は、 各種の形状と長さでご用意しています。 支持力を最大限に高めるには、 踏ざんの内寸に一致するサイズの踏ざん支持材を選択して
ください。 踏ざん支持材の例については、 図22を参照して ください。
製品品番
直径
2.5 cm (1 in)
6100187
2.5 cm (1 in)
6100188
2.5 cm (1 in)
6100189
材質
アルミニウム棒、 ステンレス鋼製フ
ァスナー
製品品番
2.5 cm (1 in)
6100151
材質
アルミニウム棒、 ステンレス鋼製フ
ァスナー
製品品番
高さ
6100186
1.6 cm
(0.63 in)
材質
アルミニウム棒、 ステンレス鋼製フ
ァスナー
金具を逆にした取り付け : 必要に応じて、 上部ブラケッ トと下部ブラケッ トの接続金具を、 ねじ部が使用者の反対側を向く ように取り付けることもで
3.5
きます。 こうするには、 各Uボルトにバッキングプレートを追加してはしごの踏ざんを固定します。
- 6100753 亜鉛メッキ鋼バッキングプレート (図13)
- 6100745 ステンレス鋼バッキングプレート (図13)
トップブラケットの取り付け : トップブラケッ トを取り付ける前に、 有資格者が昇降構造物を評価し、 システムの荷重要件を満たしているか判断する
3.6
ことを推奨します。 トップブラケッ トは、 使用者がシステムに接続または離脱する際に、 安全に手が届く位置に取り付ける必要があります。 トップブラ
ケッ トは通常、 昇降しやすいように昇降面の中央に取り付けますが、 必要に応じて中央よりも横にずらして取り付けることもできます。
A. L1およびL2システムの設置 :
L1およびL2システムの一般的な設置方法については、 図2を参照して ください。 トップブラケッ トは、 使用者がシステムに接続または離脱する
際に、 安全に手が届く位置に取り付ける必要があります。 他のファスナーで代用しないでください。
取付手順 :
トップブラケット : 踏ざんクランプ (B) をパイプの上にスライドさせ、 図のようにファスナーを取り付けます。 指定のとおりファスナーにト
1.
ルクをかけて締めます。
ボトムブラケット : 図のようにファスナー (固定用Uボルト) で取り付けます。 指定のとおりファスナーにトルクをかけて締めます。
2.
B. L3システムの設置 :
L3システムの一般的な設置方法については、 図3を参照して ください。 トップブラケッ トは、 使用者がシステムに接続または離脱する際に、 安全
に手が届く位置に取り付ける必要があります。 他のファスナーで代用しないでください。
取付手順 :
トップブラケット : 踏ざんクランプ (B) をパイプの上にスライドさせ、 図のようにファスナーを取り付けます。 指定のとおりファスナーにト
1.
ルクをかけて締めます。
ボトムブラケット : 図のようにファスナー (固定用Uボルト) で取り付けます。 指定のとおりファスナーにトルクをかけて締めます。
2.
垂直親綱シリーズに接続しないでください。
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垂直親綱シリーズに接続しないでください。
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垂直親綱シリーズを設置する際は、 注意してください。 LAD-SAF
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長さ
以下に示す各ポイン トで取り付けます。
56 cm (22 in) 1. 踏ざんの開口部から、 踏ざん支持材をスライドさせて踏ざんに通します。
2. 踏ざん支持材の両端にワッシャーをスライドさせ、 ナッ トで固定します。 ワッシャーが支柱に対して面
66 cm (26 in)
一になるまでナッ トを締めます。
76 cm (30 in)
3. 踏ざん支持材の両端の穴に割りピンを挿入します。 踏ざん支持材の上部から割りピンを挿入して、 穴
から抜けないようにして ください。
4. 割りピンの脚を割って曲げ、 割りピンを固定します。
長さ
以下に示す各ポイン トで取り付けます。
Ø
43 cm (17 in)
1. 踏ざんの開口部から、 踏ざん支持材をスライドさせて踏ざんに通します。
2. 踏ざん支持材の両端の穴に割りピンを挿入します。 踏ざん支持材の上部から割りピンを挿入して、 穴
から抜けないようにして ください。
3. 割りピンの脚を割って曲げ、 割りピンを固定します。
幅
長さ
以下に示す各ポイン トで取り付けます。
1. 踏ざんの開口部から、 踏ざん支持材をスライドさせて踏ざんに通します。
2.5 cm
48 cm
(1 in)
(19 in)
2. 踏ざん支持材の両端の穴に割りピンを挿入します。 踏ざん支持材の上部から割りピンを挿入して、
穴から抜けないようにして ください。
3. 割りピンの脚を割って曲げ、 割りピンを固定します。
垂直親綱シリーズのケーブルは導電性です。
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部
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