6.1
有線の電源を接続する
警告
爆発の危険!
ガス検知器を粉じん爆発危険区域で開けると、 爆発するおそれがあります。
► 粉じん爆発危険区域でガス検知器を開けないでください。 あるいは、 粉じん爆
発危険区域の指定を解除してください。
ガス検知器は直流電源では運転させず、 保護等級 II または NEC Class II の
電源供給ユニットで運転させてください。
最小電源電圧が機器に直接かかっている必要があります (配線は除く)
ケーブルの仕様や運転パラメータについては、 274 ページの 「テクニカルデータ」
を参照してください。
前提条件 :
–
爆発危険区域 : 電源供給は安全バリアを介して行われ、 これによってガス検
知器の本質的安全が確保されます。
安全バリアを接続するためのケーブルの最大容量とインダクタンスを遵守してく
ださい。
Dräger は以下の安全バリアを推奨いたします : Pepperl+Fuchs 社製
SMART Transmitter Power Supply の KFD2-STC5-Ex1 または KCD2-STC-
Ex1。
作業に必要な用具 :
–
爆発の危険がない区域 : ケーブルグランド M25 x 1.5、 IP66/67
–
爆発危険区域 : Ex e のケーブルグランド M25 x 1.5、 IP66/67
見開きページの図 :
–
爆発の危険がない区域 : A および E を参照
–
爆発危険区域 : A および F を参照 (安全バリアによる用途)
有線の電源を接続する :
1. ガス検知器が有線の電源で運転できるように、 PolySoft でガス検知器を設定し
ます。
2. アース線を等電位化用の固定ネジ (図 A 14) に接続します。
3. 設置の準備をする :
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Dräger Polytron
取扱説明書
®
6700 IR WL, Dräger Polytron
空の電池ボックスもハウジングから取り外す必要があります。
a. 固定ボルト (図 A 11) を外します。
b. ハウジングカバー (図 A 1) を反時計方向に約 20° 回して取り外します。
c. 電池ボックス (図 A 2) を取り出します。
d. パネル (図 A 8) 用の両固定ネジを外します。
e. パネルを取り外します。
f.
ケーブルグランドを取り付けます。 ケーブルグランドのメーカーのマニュアル
に従ってください。
4. 接続ケーブルを接続します :
a. 2 線式接続ケーブルをケーブルグランドに取り付け、 切断し、 被覆を剥ぎ
取ります (約 80 mm)。
b. 接続ケーブルの両方の心線を端子に接続します。 極性に注意してくださ
い。
5. 設置を完了する :
a. パネルを挿入します。
b. 両固定ネジでパネルを固定します。
c. 保護キャップ (図 A 3) をハウジング内の電池接点に装着します。
6. ガス検知器を閉じる :
a. ハウジングカバーを最終位置 (Dräger ロゴが水平位置) に取り付けます。
b. ハウジングカバーを、 ハウジングのシールリングに接するまで、 軽く押しな
がら反時計方向に約 20° 回します。
c. ハウジングカバーをシールリングに力強く均一に押し付けます。
d. ハウジングカバーを、 最終位置で止まるまで時計方向にゆっくり約 20° 回し
ます。
e. 固定ボルト (図 A 11) を、 ハウジングカバーのねじ込みが妨げなくなるま
でねじ込みます。
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®
Repeater WirelessHART
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ja
電気設備
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