• 流速を遅滞または停止させる場合がある
ため、 投与セッ トの端に孔のないフィルタ
ーを追加しないでください。
• チュービングが完全にプライミングされる
まで赤色のタブは取り外さないでくださ
い。 正しく プライミムされていないと、 最大
5 mlの空気が注入される場合があります。
• 流速は以下の理由のために変動する場合
があります :
充填容量
• ラベル表示された充填容量より少ない
容量をポンプに充填すると、 流速が速く
なります。
• ラベル表示された充填容量より多い容
量をポンプに充填すると、 流速が遅くな
ります。
• 粘性および/または薬剤濃度
• ポンプの位置 - カテーテル部位とほぼ同
じ高さにポンプを置きます。
• ポンプをカテーテル部位より上に置く
と流速が速くなります。
• ポンプをカテーテル部位より下に置く
と流速が遅くなります。
温度
• ONDEMAND*器具は衣服の外側に装着
し、 室温で保管してください。
• 流速の精度を確保するため、 流速調整
器の近辺に温熱療法または寒冷療法を
設置しないでください。
• 温度は溶液の粘性に影響し、 流速を増
加/減少させます。
• ONDEMAND*器具は、 希釈剤として生
理食塩水 (NS) を使用し、 動作環境を室温
(22° C/72° F) として較正されています。
流速は、 温度が0.6° C/1° F上昇するごとに
約1.4%増加し、 0.6° C/1° F下降するごとに
約1.4%減少します。
• ポンプを冷蔵していた場合は、 使用前に
室温に戻しておきます。
•
ポンプが室温に戻るまで約12~15時間
かかる場合があります。 (以下の表を参
照してください。 )
充填容量 (ml)
冷蔵温度から室温まで
(時間)
120
使用目的
• ON-Q* ポンプは、 術前、 術中、 術後の領域
• ON-Q*ポンプは、 麻薬のみの疼痛管理と比
禁忌
• ON-Q*ポンプは、 血液、 血液製品、 脂質、 脂
• ON-Q*ポンプは血管内への注入用ではあ
• ONDEMAND*器具付きのON-Q*ポンプ
器具の説明 (図1)
ONDEMAND*器具付きON-Q*ポンプに
はボーラス器具が組み込まれています。
ONDEMAND*器具は持続的な注入 (持続注
入) を提供し、 さらに一定のボーラス量を患者
または医療提供者の要求に応じて注入するこ
とができます。
1
2
270
400
3
4
12
15
5
保管
• 充填したON-Q*ポンプを8時間以上保管
してから注入を開始すると、 流速が遅く
なることがあります。
外部からの圧力
• 圧迫するなどしてポンプに外から圧力を
かけると流速が速くなります。
麻酔および/または疼痛管理のために手
術創部位またはその周囲あるいは神経近
傍に薬剤 (局所麻酔薬など) を持続的に注
入するために使用します。 以下の投与経
路があります : 術中部位への投与、 神経周
囲への投与、 経皮投与、 および硬膜外投与
べ、 手術創またはその周囲、 あるいは神経
近傍に局所麻酔薬を注入するために使用
した場合に、 疼痛を顕著に軽減し、 麻薬の
使用を大幅に低減することを目的としてい
ます。
肪乳剤、 または完全非経口栄養 (TPN) には
使用できません。
りません。
は、 ON-Q* Soaker*およびSilverSoaker*
カテーテルと一緒に使用するものでは
ありません。 これらはONDEMAND*器具
の適切な機能を妨げる場合があります。
充填ポートキャップ
充填ポート
ON-Q*ポンプ
クランプ
空気除去フィルター