aScope 4 Cystoの挿入 6
aScope 4 Cystoを尿道に挿入する前に、 膀胱鏡検査に適した可溶性潤滑剤で挿入コードを潤滑
します。 aScope 4 Crystoのカメラ画像が鮮明でなくなった場合、 先端を粘膜壁でそっと拭いた
り、 膀胱鏡を引き抜いて取り外して先端を清拭できます。
液体の吸引と注入 7
術中に吸引が必要になることがあります。 このためにシリンジを準備して ください。 必要に応
じてaScope 4 Cystoにシリンジを取り付け、 意図する効果に従って吸引力を加えます。 大量の
液体の場合は、 シリンジを膀胱鏡から取り外してシリンジを空にし、 再度取り付けて残りの液
体を吸引します。
滅菌水または生理食塩水などの液体は、 シリンジに接続したaScope 4 Cystoハンドル底部にあ
る作業チャンネル入り口を通して、 チャンネルの入り口または活栓に直接ルアー接続した輸液セ
ッ トから注入できます。 滅菌水または生理食塩水のバッグを使用する際は、 漏出して他の機器
に影響を与えないような場所に必ず配置して ください。
内視鏡器具の挿入 8
aScope 4 Cysto用の適切なサイズの内視鏡器具を必ずお選びください (セクション 2.2を参照)
。 使用前に、 内視鏡器具を検査してください。 その操作性または外観に欠陥がある場合、
交換してください。 内視鏡器具をチャンネル入口へ挿入して、 Ambuディスプレイ装置にライブ
画像が表示されるまでチャンネル内を注意深く前進させます。
aScope 4 Cystoの引き戻し 9
aScope 4 Cystoを後退させるときは、 制御レバーをニュートラル位置にすること。 Ambuディス
プレイ装置上のライブ画像を見ながらゆっく りと膀胱鏡を引き抜きます。
4.3. 使用後
目視点検 10
aScope 4 Cystoの屈曲部、 遠位端、 挿入コードに部品の欠落、 損傷の形跡、 切断、 穴、 たるみ、
他の異常がないかどうかを確認します。 もしある場合、 不足部品があるかどうかを判断し、
不足部品を発見するための是正措置をとります。
是正措置をとる場合、 地域の病院で定めれた手順に従って実施して ください。 挿入コードのエ
レメントは、 エックス線で可視化されます (放射性不透過性) 。
最終ステ ッ プ
aScope 4 CystoをAmbuディスプレイ装置から取り外します 11 。
1.
aScope 4 Cystoを破棄します。 aScope 4 Cystoは使い捨て製品です 12 。 使用後のaScope
2.
4 Cystoは汚染済みとみなされるため、 各地域の電子部品を使用した汚染医療デバイスの
収集ガイドラインに従って廃棄して ください。 使用される製品設計および材料は再使用
を対象に設計されていません。 また、 劣化や汚染される危険性なしに内視鏡再処理に使
用される再処理手順に対する耐性はありません。
5. 製品の技術仕様
5.1. 適用する基準
aScope 4 Cystoの機能は次に適合します:
EN 60601-1 医療電気機器– 第1部: 基本的安全性と基本性能に関する一般要件。
EN 60601-2-18 医療電気機器 – 第2部-18: 内視鏡器具の基本的安全性と基本性能に関する特
別要件。
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