注意事項
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VivaSight-EB は、 使い捨て製品です。 再
使用禁止: 使用後は、 感染医療機器の処
分に関する地域の規則に従った取扱い ・
処分を行います。 この使い捨て製品を再
使用すると、 使用者にリスクが発生する
可能性があります。 再処理、 クリーニング、
滅菌、 殺菌をすると、 製品特性に悪影響を
与える可能性があり、 患者に対する身体的
危害や感染の追加リスクが発生します。
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各患者に適した気管チューブサイズを
選択する際は、 専門家の臨床判断が必
要です。 VivaSight-SL のサイズは、
VivaSight-EB と併用する際に必要となる
標準チューブサイズを使用してください。
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VivaSight-EB を挿入または取り出す前
に、 カフの空気が完全に抜けていること
を確認します。
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VivaSight-EB のいかなる部分について
も、 再滅菌を試みないでください。
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使用前に、 パウチシールに損傷がないか、
製品に不純物が含まれておらず、 患者に危
害を加えるおそれのある粗い表面や鋭利
なエッジ、 突起部などの損傷がないことを
確認します。
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カフが破損している場合は、 VivaSight-
EB を使用しないでください。 使用中はカ
フに損傷が生じないように注意してくだ
さい。
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カフ圧は 20 cm H
い。 亜酸化窒素、 酸素または空気が拡散す
ることによって、 カフ圧が上昇または低下
することがあります。
•
カフを過度に拡張しないようにしてくださ
い。 過度に拡張させた場合、 気管の損傷、
カフ破裂によるカフ収縮、 カフの変形によ
る気道閉塞を起こす可能性があります。
禁忌
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VivaSight-EB の使用は、 訓練を受けたスタ
ッ フに限定されています。
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水溶性の潤滑剤のみ使用してください。
他の潤滑剤はカフに影響を与えるおそれ
があります。
O を超えないでくださ
2
•
PVC カフにおけるピンホールの形成は、
リドカイン局所エアロゾルの使用と関連
性がありました。* カフにおける漏出を
防止するためには、 リドカイン局所エアロ
ゾルを使用するときに、 専門的な臨床判
断が必要となります。
* Jayasuriya KD, Watson WF: "P.V.C. cuffs
and Lidocaine-based aerosol"; Br J
Anaesth. 1981 Dec; 1368 :(12) 53.
•
カフ圧力ゲージを使用すると、 カフ圧力の
監視と調整が容易になります。「感覚」 の
みでカフを膨張させたり、 測定した空気量
でカフを膨張させたりするのは、 推奨され
ません。 抵抗は膨張時のガイドとしては信
頼性に欠けるからです。
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注射器、 栓、 その他の機器は、 長期間、 膨
張システム内に放置しないでください。
保管と輸送
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VivaSight-EB は、 温度 0 °C~42 °C、 相対
湿度 %100-10 、大気圧 109-80 kPa の間
で保管および輸送してください。
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乾燥した涼しい暗所に保管してください。
有害事象
気管支内ブロッカーの使用に関連して報告さ
れた有害事象は多数あり、 さらに多様です。
VivaSight-EB の使用に関連付けられた有害
事象は、 標準の気管支内ブロッカーのもの
と同じです。 気管支内ブロッカーに関連し
た潜在的な有害事象には、 気管支または肺
実質に穴が開いて気胸となる、 気管内腔付
近で気管支カフを膨らまして呼吸が停止す
る、 ブロッカーで患側肺を継続的に吸引する
ことによる肺水腫などがあります。
仕様
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サイズ: 9 Fr
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チューブの長さ: 最大 700 mm
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次の内径 (mm) を有する VivaSight-SL ま
たは同等の気管内チューブとの使用にお
いて互換性があります: 8.0 ,7.5 ,7.0
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動作周囲温度 : 37-10 °C (98-50 °F)
•
動作相対湿度 : %75-30
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