不適切な処理による関節機能の制限
処理を誤ると、 関節機能に支障が生じることがあります。 特に以下の点に注意してください :
- 製 作技法に従って、 システムサイドバー/システムアンカーを、 システムケースに適正に接続してく
ださい。
- 関節部品へのグリース適用は少しだけにしてください。
- メンテナンススケジュールを遵守してください。
システム足関節の不十分な運動範囲による機能不全
関節の機能不全を防ぐため、 底屈角度をチェックしてください。 5° を超えてはいけません。 必要に応
じて背側ばねユニッ トを交換してください。
3. 用途
NEUROMATICシステム膝関節は、 下肢の装具フィッティング専用です。 取扱いは、 専門トレーニングを
受けたユーザに限られます。 FIOR & GENTZシステム関節はいずれも、 立つ、 歩くなどの日常的な活動の
ために開発されたものです。 ランニングやロッククライミング、 パラシュートなどのアクティビティに伴う
過剰な負荷は対象外です。
4. 関節機能
NEUROMATICシステム膝関節は自動関節であり、 以下の3つの機能を提供します :
- 納品時の自動モードでの基本機能
- オプション機能のロックモード
- オプション機能の自由モード
システム膝関節は、 生理学的関節角度5° に組み立てられた状態です。 システム部品を交換することによ
って、 膝の屈曲位置を0° または10° にできます。 これを行うには、 5° の上側部分を0° または10° の上側部
分に交換します。
通告
通告
133