(図»Key assignment«と»Handling«を参照してください)
はじめに [Fig. 01]
1. 機器を安定した場所に置きます。
2. 電源コードを機器 [2] に接続し、 電源プラグをコンセン トに差し
込みます。
3. 機器背面のトグルスイッチ [1] を使用して機器の電源を入れま
す。
機器内部の短時間のセルフテストの後、 ディスプレイ上のすべて
のインジケータが約2秒間点滅します。
カート リ ッジが挿入されていないか、 正しく挿入されていない場合
は、 カート リ ッジインジケータに取り消し線が付きます。
カート リ ッジが挿入されている場合は、
ベルを確認するまで充填レベルインジケータが点滅します。
安全上の理由から、 機器はカート リ ッジを挿入しないと動作しませ
ん。
フッ トスイッチ (オプション) の使用
フッ トスイッチ (オプション) を使用する場合は、 フッ トスイッチのコ
ネクタをMixStar eMotion背面のソケッ ト [4] に差し込み、 ねじで固
定します。 フッ トスイッチを押すと、 フッ トスイッチから足を離すま
で、 印象材を混合し吐出します。
カート リ ッジの準備 [Fig. 02-06]
1. ロック機構を上にスライ ド し、 カート リ ッジを開きます。
ロック機構をカート リ ッジから取り外さないでください。
2. カート リ ッジのシールをはがし、 廃棄します。
3. 新しいミキシングチップをしっかり と取り付けます。
4. ロック機構をロックポジションにスライ ドし、 ミキシングチップ
を固定します。 使用後は、 密封のため使用済みのミキシングチ
ップをカート リ ッジに取り付けたままにしてください。
5. カート リ ッジを機器の上部から挿入します。 正しく挿入されると、
短い音声信号が鳴ります。 最初の印象を準備する前に、 新しい
カート リ ッジから最初に吐出された約3 cm分の材料を廃棄しま
す。
印象トレーの充填 [図07-08]
2つのボタン、 またはフッ トスイッチによる簡単な操作で、 両手を使
って印象ト レーを充填することができます。
プラスボタン [8]、 またはマイナスボタン [9] を押すことで、 練和速
度を3段階で増減させることができます。 速度の変更は吐出中も
可能です。
1. スタート/スト ップボタン [5] を押すか、 フッ トスイッチで練和を
開始します。
タイマー1が設定されている場合は、 カウントダウンを開始しま
す。 作業時間が終了すると、 長い音声信号で知らせます。
新しいMixStar Cartridgeを使用する際には、 混合材料の最初の3
cmを廃棄します。 選択した材料については、 メーカーの取扱説
明書に従ってください。
スタート/スト ップボタン [5] を押すと、 設定されていない要素が
表示されなくなり見やすくなります。
2. 印象ト レーをミキシングチップの下で少し傾けて持ちます。 気
泡が生じないように、 充填時にミキシングチップが材料中に浸
っていることを確認し、 連続的に ト レーに印象材を充填します。
3. 印象ト レーが十分に充填されたら練和処理を中断するために、
スタート/スト ップボタン [5] を押すか、 フッ トスイッチから足を
離します。
練和処理が直ちに停止し、 材料の流れを止めるためにカート リ
ッジにかかる圧力は自動的に解放されます。
タイマー2が設定されている場合は、 カウントダウンを開始しま
す。 3回連続した音声信号が、 材料を口腔内から取り出す時間を
知らせます。
MixStar eMotion
( ピストンが前進し) 充填レ
機器は02:00分後に自動的に吐出を停止しますが、 スタート/スト
ップボタン [5] を押すと再開することができます。
エラストマーシリンジの充填 [Fig. 09-10]
エラストマーシリンジの充填には練和速度1をお勧めします。 プラ
スボタン [8]、 またはマイナスボタン [9] を押すことで、 練和速度を
3段階で増減させることができます。 速度の変更は吐出中も可能
です。
1. スタンダードエラストマーシリンジからピストンを取り外しま
す。
2. エラストマーシリンジの後部開口部にミキシングチップを挿入
します。
3. スタート/スト ップボタン [5] を押すか、 フッ トスイッチで練和を
開始します。
タイマー1が設定されている場合は、 カウントダウンを開始しま
す。 作業時間が終了すると、 長い音声信号で知らせます。
4. シリンジが十分に充填されたら練和処理を中断するために、 ス
タート/スト ップボタン [5] を押すか、 フッ トスイッチから足を離し
ます。
練和処理が直ちに停止し、 材料の流れを止めるためにカート リ
ッジにかかる圧力は自動的に解放されます。
タイマー2が設定されている場合は、 カウントダウンを開始しま
す。 3回連続した音声信号が、 材料を口腔内から取り出す時間を
知らせます。
カート リ ッジの交換 [Fig. 11-12]
1. ピストンがカート リ ッジ交換位置にある場合に限り、 カート リ ッジ
を取り外すことができます。 必要に応じて、 後退ボタン [6] を押
し、 ピストンが元の位置に戻るまで待ちます。
ピストンが後退している間、 後退インジケータ [J] が点滅しま
す。 カート リ ッジ交換位置に達すると、 後退インジケータは消え
ます。
2. カート リ ッジホルダー下の開口部からカート リ ッジを片手で押
し、 上からカート リ ッジを取り出します。
使用後は、 密封のため使用済みのミキシングチップをカート リ
ッジに取り付けたままにしてください。
3. 新しいカート リ ッジを上から機器に挿入します (»カート リ ッジの
準備«を参照してください) 。
カート リ ッジ内に残った材料をすべて使用するために、 練和プ
ロセスを開始する前に、 準備した別のカート リ ッジを用意して
おきます。 カート リ ッジの交換にかかる時間を短縮することで、
作業時間を超えた残りの材料を廃棄する必要がなくなります。
ミキシングチップの交換 [Fig. 03]
練和プロセスを開始する前に、 毎回新しいミキシングチップを取
り付けます。
1. ロック機構を上にスライ ド します。
2. 古いミキシングチップを取り外します。 長期間保管されていた
カート リ ッジでは、 カート リ ッジ開口部を塞いでいる材料を除去
することが重要です。
3. その後、 ミキシングチップの開口部と対応するカート リ ッジの
開口部をしっかり と合わせます。
4. ロック機構を使用して、 ミキシングチップを所定の位置に固定
します。
5. 練和プロセスを開始する前に、 毎回新しいミキシングチップを
取り付けます。 ミキシングチップ内の材料が硬化していると機
器を動作させることはできません。
ミキシングチップがカート リ ッジにしっかりと取り付けられてい
ないと、 材料がチップから漏れ出し、 汚染の原因となる可能性
があります。
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