O3® センサー
成人および小児向け rSO
単一患者への使用 のみ
適応
非侵襲性の Masimo O3® 局所オキシメータ システムおよび付属品は、 医療環境に置かれている患者のセンサー下の組織における血流に対し、
局所的なヘモグロビン飽和度 (rSO
用できます。 その他のセンサーの使用は、 Masimo によ ってサポートも推奨もされておらず、 誤った結果をもたらす可能性があります。
O3 成人用センサーと併用した場合、 O3 局所オキシメータは、 40 kg 以上の成人における血流に対し、 局所的な酸素飽和度 (rSO
びトレンドの測定に適応されます。
O3 小児用センサーと併用した場合、 O3 局所オキシメータは、 5 kg 以上 40 kg 未満の小児における血流に対し、 局所的な酸素飽和度 (rSO
の絶対値およびトレンドの測定に適応されます。
禁忌
O3 センサーは、 粘着テープにアレルギー症状を示す患者には禁忌となっております。
説明
センサーは、 Masimo O3 局所オキシメータ システムの一部です。 このセンサーは、 非侵襲的な rSO
rSO
2
しています。
警告、 注意および注記
• 所属する機関の患者ケア プロトコルに従うか、 少なく とも 24 時間毎に、 皮膚の状態を定期的にチェックして ください。
• O3 センサーは、 あく まで患者評価の補助として使用することを意図しています。 これを診断または治療決定の唯一の基準として使用しない
でください。 必ず臨床兆候および症状と併せて使用して ください。
• O3 モジュールと O3 センサーは、 常に Root と共に使用して ください。 その他のシステムからの部品を使用しないでください。 要員または機
器に損傷を及ぼす可能性があります。
• O3 センサーに、 目に見える異変、 変色、 および損傷がないことを確認して ください。 センサーに変色または破損またはその徴候が見られる
場合は、 使用を中止して ください。 破損したセンサーや電子回路が露出したセンサーは絶対に使用しないでください。
• O3 センサーの一部変更や改造は絶対にしないでください。 変更や改造はパフォーマンスおよび/または電気保全に影響を及ぼす恐れがあ
ります。
• 湿っているセンサーは使用しないでください。
• MRI (磁気共鳴画像法) 実行中または MRI 環境では、 O3 センサーを使用しないでください。
• 爆発の危険を避けるため、 O3 モジュールと O3 センサーを可燃性の麻酔薬あるいはその他の可燃性の物質と空気、 酸素高濃度環境、 亜酸
化窒素との混合が存在する環境で使用しないでください。 詳細については、 O3 モジュールの取扱説明書を参照して ください。
• 手術部位と電気手術器具の対極板間に電極を配置しないで ください。 電気手術器具の対極板に欠陥がある場合、 火傷の危険性が高まります。
• 他の医療機器と同様、 ケーブルが患者の体に絡んだり、 患者の首を締め付けてしまわないようにケーブルの配置には十分注意して ください。
• 動脈カテーテルを挿入している四肢上や、 血圧計カフを取り付けている四肢上に、 センサーを設置しないようにして ください。
• センサーを装着部位に固定しないでください。 固定すると、 血液循環を低下させ、 正しい測定ができない場合があります。 追加でテープを使
用すると、 皮膚の損傷や圧迫壊死を引き起こしたり、 センサーを破損してしまう可能性があります。
• 取り付け部位は頻繁に、 または医療機関のプロトコルに従ってチェックし、 皮膚の炎症を最小限に抑え、 血流の状態、 皮膚の状態、 光センサ
ーの位置が正しいかどうか等を確認しなければなりません。
• 低灌流患者の場合は特に注意して ください。 センサーを頻繁に装着し直さないと、 皮膚の損傷や圧迫壊死が起こる恐れがあります。 低灌流
患者の場合は、 1 時間ごとに装着部位を調べ、 組織虚血の兆候がある場合はセンサーを装着し直します。
• 両側外頸動脈 (ECA) の完全閉塞を経験した患者の場合、 rSO
警告: 光学的測定 (rSO
) は、 以下による影響を受ける可能性があります。
2
• センサーの不適切な装着、 または不適切なセンサーの使用。
• インドシアニン グリーンやメチレン ブルーなどの血管内色素、 または外部から塗布された色素 (消えないインキなど)。
• 皮膚の下の静脈内う っ血、 およびプール血液。
• センサーが当たる部分の湿気、 母斑、 皮膚の変色、 または異物 (金属板など)。
• 総ビリルビン値の上昇。
• 血管運動トーンに影響を与える可能性のある生理学的条件、 または血管運動トーンの変化。
• 過度の周辺光、 強力な光、 または直射日光。
• 同一の O3 モジュールに接続されていない光学センサーどうしの隣接装着。
• 異常な静脈拍動 (三尖弁逆流、 トレンデレンブルグ位など)。
警告: 以下のような原因により、 rSO
• 貧血または低いヘモグロビン濃度
• 異常血色素症 (鎌状細胞などの質的欠陥)、 およびヘモグロビン合成障害 (地中海貧血などの量的欠乏)。
• COHb レベルと MetHb レベルのいずれかまたは両方の上昇。
• 炭酸正常状態以外の状態、 または血量に影響を与えるその他の状態。
• 血圧低下、 激しい血管収縮、 または低体温障害。
• 頭蓋外の低酸素虚血の誘発。
• 心停止。
• 電気外科的干渉。
• 過度の誘導運動。
注意
• 有効期限を過ぎた O3 センサーを使用しないでください。
• 除細動中にセンサーに触れないようにして ください。
• センサーを損傷する可能性があるため、 センサーを液体に接触させないでください。
• O3 センサーをクリーニング剤に浸したり、 オートクレーブ、 照射殺菌、 蒸気、 ガス、 エチレンオキサイドなどを使用した滅菌をしないでくださ
い。 O3 センサーが損傷する恐れがあります。
• この O3 センサーは一人の患者に専用に使用します。 クリーニングしないでください。
• O3 センサーを放射線の全身照射中に使用する場合、 センサーを照射域の外に出しておいて ください。
粘着センサー
2
天然ゴムは使用していません
LATEX
) の補助的なモニターとしての使用に適応されます。 O3 局所オキシメータは、 Masimo O3 センサーでのみ使
PCX-2108A
02/13
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が正確に測定されなかったり、 rSO
2
使 用 方 法
測定値は予想より低くなる可能性があります。
2
測定値が得られないことがあります。
2
32
) の絶対値およ
2
測定および単一患者への使用を目的と
2
9437E-eIFU-0221
jp
非殺菌
)
2