ただちに推奨される蒸気滅菌を行います。滅菌前に器具
を保管しないでください。
器具を滅菌用にパッケージする前に3分ほど自然乾燥さ
せます。
パッケージング
器具は専用のパッケージングシステムに入れることがで
きます。滅菌用ラップ材が該当する滅菌方法に適してい
るかどうかが、使用される国の規制当局によって承認さ
れていなければなりません。パッケージングシステムメ
ーカーの滅菌方法の説明に従って使用し、顎部分と切断
部分に損傷が来たさないようにしてください。
滅菌
器具はすべて完全に開いた状態で処理してください。
重要なお知らせ:間接接合用リトラクター リトラクタ
は完全に開いた(まっすぐになった)ポジションでの
み滅菌してください。滅菌する前に、保護/滅菌用スリ
ーブを器具の柄のフレキシブルな部分に配置します。
以下の指示に従わないとリトラクタの寿命を著しく縮
めることになります。
フラッシュポートはすべて、完全に開いた状態でなけれ
ばなりません。
滅菌剤が器具のすべての表面をカバーするように配置し
ます。
凹面がある器具は、へこみに水が溜まらないように配置
してください。
プレバキューム蒸気滅菌のパラメータ
前処理パルス: 3
温度: 132°C(270°F)
曝露時間: 4 分間
乾燥時間: 30 分間
滅菌構成: 適合(FDA適合など)滅菌包装
(2 層 1 枚または 1 層 2 枚)
米国市場以外での滅菌
プレバキューム蒸気滅菌のパラメータ
最低前処理パルス: 3
最低温度: 132°C(270°F
最低曝露時間: 3 分間
最低乾燥時間: 30 分間
滅菌構成: 適合 滅菌包装 (2 層 1 枚または 1 層 2 枚
保管
注:リトラクターは常に、保護滅菌スリーブに入れた状
態で保管、滅菌を行います。図3
滅菌後、器具は滅菌パッケージング内に入れたままにし
て、清潔で乾燥した環境で保管します。
操作方法
器具の各部分の名称に付いては図1と2をご覧ください。
挿入前に作動つまみが時計と反対の方向にいっぱいまで
回っていて、分割された部分が緩んでいることを確認し
てください。
挿入
1. ポートに挿入します。
a. 器具の先端は常に腹腔鏡の視野内に維持してくだ
さい。図4
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