備考
歩行パターンが変化すると遊脚相に切り替わります。この場合は、義肢製作施設で再度調整を
行ってください。
8.3.3 座る動作
備考
座る際の抵抗値が適切か確認してから座ってください。有効になっているMyModeの立脚抵抗が
強すぎるか、弱すぎる場合は、コックピットアプリを使って基本モードに切り替えてから
座ってください。製品の電源をオン/オフしても基本モードに戻すことができます。
座る際は製品の抵抗が下がり、左右の膝を均等に曲げて座ることができま
す。
1) 両足を均等な幅に開きます。
2) 座る際は両足に均等に荷重をかけて、必要に応じてひじ掛けを使用してく
3) 臀部を椅子の背の方向に持って行き、上体はやや前方に傾けてください。
備考:コックピットアプリを使って「立脚相での屈曲抵抗」のパラメータを
変更すると、座る動作時の抵抗値を変えることができます(434 ページ参照)
。
8.3.4 座位
備考
座っている間、膝継手は省エネモードになります。シッティング機能が作動しているかどうか
とは関係なく、省エネモードに切り替わります。
座位が2秒以上保持されると(大腿部がほぼ水平になり、足部に荷重がかから
ない状態になると)、伸展方向の抵抗が最小値に切り替わります。
コックピットアプリ(434 ページ参照)を使って、義肢製作施設で有効にして
おいたシッティング機能に切り替えると、屈曲方向の抵抗も小さくなりま
す。
8.3.5 立ち上がる
備考
伸展抵抗が極めて強いか(立位でもパーツが屈曲したまま)、屈曲抵抗が極めて弱い(期待ど
おりのサポートがない)MyModeが有効になっている場合、基本モードに戻す必要があります。
製品の電源をオン/オフしても基本モードに戻すことができます。
1) 両足を均等な幅に開きます。
2) 上体はやや前方に傾けてください。
3) ひじ掛けがあれば、使ってください。
4) 両足に均等に荷重をかけ、手で支えながら立ち上がります。
ださい。
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