1. 安全にご使用いただくための注意事項
· 本製品のご使用前に取扱説明書をよくお読みください。
· グループ1(体重9kg以上18kg以下)、または グループ2/3(体重15kg以上36kg以下)の
いずれのお子さまがお使いになる場合でも、 車両のシートベルトがねじれたり、ゆるんだり
せず正しく装着されているかを確認してくだ さい。車両のベルトバックルは本体のベルト ガ
イドよりも下に位置するように調節してくだ さい。 (図 1)
· 本製品は、UN規則 No.16またはそれと同等の基準に基づき承 認された3点固定式シートベル
トを装備して いる車両にのみ使用することができます。
· 本製品は、お子さまが座っていない場合でも、 必ず取り付け指示に従って固定しておいてくださ
い。 急ブレーキの際に固定されていないシートが他 の乗員を傷つける場合があります。
· 本製品は、グループ1/2/3(体重9kg以上36kg以下) のお子さまにのみお使いいただけます。
チャイルドシートの取り付けは、車両の進行方向に向かって 前向きに設置してください。
· グループ1(体重9kg以上18kg以下)のお 子さまにご使用の際は、チャイルドシート自
· 体を車両の3点式シートベルトで取り付け、 お子さまはチャイルドシートの5点式ハーネ スを
使って拘束ください。
· 本製品は、フロントシートや車両のドアに 挟まれない位置に固定してください。
· 本製品を改造しないでください。 また、取扱説明書に記載されていない 使い方をしないでく
ださい。誤った取り扱い をすると、チャイルドシートが本来の機能を 果たさず、危険をまね
く恐れがあります。
· ベルトのねじれやたるみがないよう適切にし っかりと締め付けて下さい。
· 事故や落下によって大きな衝撃を受けたチ ャイルドシートは、外観に損傷がなくても絶 対に
使用しないでください。
· お子さまをチャイルドシートに乗せる際は、 かさばる衣類はあらかじめ脱がせ、適切にベ ル
トが締め付けられるようにしてください。
· 急ブレーキや衝突時に負傷の原因となる場 合がありますので、車内に置いている荷物 が十分
に固定されていることを確認してく ださい。
· チャイルドシートをお使いになる場合、全て の同乗する人もシートベルトは必ず締めてく ださい。
大人の方がシートベルトを締めてい ない場合には、お子さまに危険が生じる場 合があります。
· メーカー推奨の部品以外のものを使用しな いでください。
· お子さまから決して目を離さないでくださ い。
· お子さまがチャイルドシートに座っている場 合は、お子さまのベルトを必ず適切に締めて ください。
· お子さまがやけどを負わないよう、また、シ ートカバーの退色を回避するため、チャイル ド
シートに直射日光がかからないようにして ください。
· チャイルドシートは、シートカバーを取り付 けないまま使用しないでください。シートカ バ
ーはチャイルドシートの安全機能の一部 として役割を果たしますので、メーカーが 推奨しな
いシートカバーと交換しないでく ださい。
· 危険
以下のような使用は、本製品の機能を果た さず、危険です。
· お子さまの体重と適応条件に当てはまらな い場合は、使用しないでください。シートベルトや 座席の
種類等により、取扱説 明書のとおりに本製品を固定できない場合 は他の座席で使用してください。
· お子さまが本製品の上に正座をしない、中 腰にならない、立たないよう注意してくださ い。
· グループ1のお子さまが使用の場合、股パッ ド、肩パッド、肩ベルト·腰ベルトが正しく 装着さ
れ、左右の差込タングがしっかりバッ クルに差し込まれ、抜けないことを確認して ください。
· エアバッグが装備されている座席で本製品 を使用しないでください。エアバッグの衝撃 を受
けると危険です。但し、サイドエアバッグ のみの座席では使用できます。
· グループ2/3のお子さまが使用の場合は、お 子さまを座らせたときに車両のシートベルト が正
しい位置に調節されているか必ず確認 してください。
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· 車両に取り付けるときは、車両シートベル トを本製品の取扱説明書および本体表示 の指示
に従い、正しく通して取り付けてくだ さい。
· 車両に取り付けるときは、必ず車両シートベ ルトで固定してください。ひもやロープな
ど、 車両シートベルト以外のもので固定しない でください。
· 事故などの緊急時は、保護者の方がバック ルボタンを解除し、肩ベルトと腰ベルトをは ず
してください。グループ2/3のお子さまの 場合は車両シートベルトをはずして速やか にお
子さまを車外の安全な場所に脱出させ てください。万一バックルが外れないときは、 ハサ
ミやカッターなどで肩ベルト·腰ベルト を切ってください。
警告
次のような使いかたは、チャイルドシートが 本来の機能を果たさず、危険をまねくおそれ
があります。
肩ベルトや腰ベルトが緩んだり弛んだりした 状態で使用しないでください。ベルトが首な
どに巻き付き窒息するおそれがあります。ベ ルトは正しい長さに調節してください。
· バックルにゴミや砂、飲食物などが入らない よう注意してください。万一詰まって確実に
差し込めない場合または解除しにくい場合 は修理の必要がありますので、レカロスター ト
コールへ連絡してください。
· お子さまがバックルボタンを押してしまう可 能性があります。使用中は差込タングがバッ
クルからはずれていないことを確認してくだ さい。はずれていると本来の働きをしないば
かりか、お子さまが落下したりベルトが首に 巻き付き窒息したりするおそれがあります。
· お子さまが自分自身で肩ベルトから抜け出 たりしないよう、保護者の方が注意を払っ てく
ださい。はずれていると本来の働きをせ ず、さらにベルトが首に巻き付くおそれもあ ります。
· 肩ベルトや腰ベルトに傷がついたときは使 用しないでください。修理の必要があります の
で、レカロスタートコールへ連絡してくだ さい。
· 車両シートベルトに傷がある場合は、その 座席で使用しないでください。
· 衝突事故や本製品を落下させたときなど、1 度でも強い衝撃を受けた場合は、外見上の 破
損がなくても使用を中止してください。
· 本製品にお子さまが座った状態で持ち運ば ないでください。
· グループ2/3のお子さまが使用の場合、必 ずベルトガイドを使用してください。
· グループ2/3のお子さまが使用の場合、チャ イルドシート固定機能付きシートベルトのと
きは、固定機能を作動させないでください。 使用中にお子さまが強く締め付けられ、胸が
圧迫され危険です。
· 絶対にお子さまを車内に1人で放置しない でください。日差しの強い日は車内温度 が高
くなり、お子さまが脱水症状になるお それがあります。また予期せぬ事故の原因に なりま
す。本製品を使用中は必ず保護者の 方が同乗し、常に注意を払ってください。 次のような
使いかたは、お子さまや同乗して いるかたに危険をまねくおそれがあります。
· シフトレバーやパーキングブレーキなど、運 転操作に支障をきたす場合は、後部座席 に取
り付けてください。
· 2ドアや3ドアの車で後部座席に同乗する 場合には、助手席には取り付けないでくだ さい。
· お子さまが座っていないときでも本製品は 必ず車両シートベルトで固定してください。 衝
突時や急ブレーキをかけたときなどに車 内に転がり、運転の妨げとなり危険です。
注意
· 直射日光が当たると、本体や差込タングの 金具などが熱くなり、お子さまがやけどを する
おそれがあります。日差しが強い日は屋 内に駐車するか、本製品にカバーなどをか けてく
ださい。また、お子さまを座らせる前に は本製品の各部を触ってみて、熱くないこと を確
認してから使用してください。
· 走行中は本製品の操作や調節をしないでく ださい。また、同乗している他のお子さま が本
JA
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