圧力が低いと、 呼気ポートを通過する流量が不十分で、 チューブから完全に呼気が排出されない場合があります。 その場合には呼気を再び吸入してしま
¾
う可能性があります。
呼気ポート (通気孔) や窒息防止弁 (空気吸引弁) を塞いだり密閉しようとしたりしないでください。 通気孔によ って、 継続的な排気が可能になっています。
¾
気道陽圧装置の電源がオンになっていて正常に作動している場合以外に、 本マスクを使用しないでください。 気道陽圧装置がオンになって正常に機能し
¾
ている場合は、 装置から送り込まれる新鮮な空気によ って、 呼気がマスクの通気孔を通じて排出されます。 気道陽圧装置が作動してない場合は、 呼気を再
び吸入してしまう可能性があります。 呼気を再び吸入してしまうと、 場合によ っては、 窒息に至る恐れがあります。 本警告は、 ほとんどのモデルのCPAP装置
とマスクに適用されます。
本マスクの使用期限は7日間です。 各地域のガイドラインに従ってマスクと付属品を廃棄してください。 EU MDR 2017/745に
従い、 重大な事象は製造業者およびEU加盟国の管轄当局に報告してください。
本マスクは使い捨てで、 単一患者による短期間の使用 (最大7日間) のみを想定しています。 マスクがひど く汚れた場合は、 廃棄する必要があります。 マスクは毎日ま
たは必要に応じて、 70%イソプロピルアルコール綿を使用して消毒するか、 石鹸を含ませた湿った布で拭いてください。 湿った布を使用する場合は、 Ivory
刺激性の石鹸を使用してください。 しっかりとすすぎ、 直射日光があたらないようにして自然乾燥させてください。
注記 : ジェル ・ クッションは、 すべすべした手触りですが、 通常の使用では裂けたり、 漏れたり、 またはマスクから外れることはありません。 ジェル ・ クッションは壊
れ物です。 使用方法を誤ったり、 乱暴に扱うと、 裂けたり切れたりします。
50 L/minの流量に対する抵抗 : 0.23 cm H
死腔容積 (mL近似値) : 小 184 ml 中 193 ml 大 209 ml 特大 220 ml
単一故障状態における窒息防止弁の抵抗 : 吸気 : L/s当たり0.8 H
A特性音響パワーレベル : 32.99 (A)。
AAV大気開放圧力 : 1.45 cm H
140°F ( 60°C) を超える高温にマスクをさらさないでください。
マスクは毎日、 あるいは毎回使用前に点検してください。 通気孔が塞がれていたり、 部品に損傷がある場合や、 裂けていたり、 穴があいてジェルが露出して
¾
いる場合は、 マスクを交換してください。
窒息防止弁を点検してください。 陽圧装置がオフの状態で、 弁フラッパの位置を点検します。 室内の空気が弁の大開口部を通って流れることを確認してくだ
¾
さい (図7a) 。 システムをオンにすると、 フラッパが閉じ、 システムの空気がマスクを通っ
て流れることを確認してください (図7b) 。 フラッパが閉じない場合や、 正常に機能しない場合は、 マスクを交換してください。 窒息防止弁の開口部または
通気孔を塞がないでください。 弁が分泌物で塞がれておらず、 フラッパが乾燥していることを確認してください。
マスクのサイズが適切であることを確認します。 サイズ選択ガイドを使用するときは、 口を軽く開いていることを確認します。 ガイドの上部を鼻筋に合わせ、
1.
鼻や口を制限しない最小のサイズを選択します。 デザイン上、 適切なサイズは想定より小さい場合があります。
クイックリリース ・ スロッ トからループを外してストラップを取り外し (左下のストラップ) ( 図1) 、 口を軽く開いた患者の頤唇溝にマスクの下側クッションを定
2.
着させ、 マスクを上側に傾けて患者の鼻に当てます (図2) 。 額パッ ドが僅かに患者の額に接触するように額調節ネジを回します (図6) 。 顔の特徴により、
マスクの位置は予想よりも鼻の下方になることもあります。
ヘッ ドギアを頭の上にかぶせ、 取り外した面ファスナーのストラップを手に取り、 元のクイックリリース ・ スロッ トに戻します (図3) 。 ヘッ ドギアが後頭部にぴ
3.
ったり合っていることを確認してください。
面ファスナーのタブを使って、 下部のヘッ ドギアストラップを調節します (図4) 。
4.
面ファスナーのタブを使用して、 上部のヘッ ドギアストラップを調節します。 面ファスナーのタブを外して、 ストラップを前方に引っ張り、 マスクを顔の真ん中
5.
に合わせます。 2本のストラップの位置を合わせて、 ヘッ ドギアが中央になっていることを確認します。 その後ストラップを引っ張り、 ストラップの張力を調節
し、 タブを取り付けます。 ( 図5)
快適になるまで額パッ ド調節ネジを回して張力を調節します。 必要に応じて、 上部ストラップを再度調節して快適にフィ ッ トするようにします。
6.
マスクに違和感がある場合はステップ5〜7を繰り返してください。
7.
注記 :
マスクは患者の鼻や口を制限してはならず、 患者が自由かつ快適に呼吸できることが必要です。
I.
マスクは快適に顔面に定着している必要があります。 鼻筋に過剰な圧力がかかっている場合は、 上部ストラップを緩め、 調節ネジをゆっ く りと逆時計
II.
回り方向に回して鼻筋にかかっている圧力を軽減してください (図6) 。 その後上部ストラップを再度調節し、 タブを貼り付けます。
マスクを陽圧装置のチューブに接続し、 患者に普通に呼吸するよう指示します。
8.
顎や頬の付近でリークが認められた場合は、 下部のストラップを軽く締めてください。
9.
10. 鼻筋の位置でリークが認められた場合は、 調節ネジをゆっ く りと時計回り方向に回してパッ ドを額から僅かに離してください (図6) 。 その後リークがなくな
るまで、 上部ストラップを僅かに締めます。
注記 :
いずれのストラップもきつく締めすぎないてください。 きつく締めすぎるとリークが悪化する可能性があります。 最適な密着性と快適性を得るために
I.
は、 マスクがぴったりフィ ッ トすると同時に、 きつ過ぎないようにする必要があります。
11. クイックリリース ・ フックから面ファスナーのループを引き抜き、 マスクアセンブリを取り外します。
はSleepnet Corporationの商標です。
®
Veraseal
www.sleepnetmasks.com をご覧ください。
O 100 L/minの流量に対する抵抗 : 0.48 cm H
2
O、 AAV大気閉鎖圧力 : 1.80 cm H
2
マスクとヘッ ドギアの簡単な取り外し方法
一般情報
クリーニング及びメンテナンス
技術情報
O
2
O。 呼気 : L/s当たり0.8 H
O per L/s 1 mの距離でのA特性音圧レベル : 29.98 (A) ;
2
2
O
2
使用する前に
3 マスクの装着方法
VERASEAL
®
などの低
®
35