最大内転/外転 – 支持板の使用
備考
支持板 4G576 は、試歩行にのみ使用してください。 本ソケットの製作の際は、ラミネーション
プレートが充分に外転する状態で取付けられていること、ソケットの層厚が少なくとも2.5mmで
あることを確認してください。
股継手下部がソケットにあたる場合は、その部分のラミネーションを削っても構いません。
備考
ソケットを採型する際、前方の圧力ブロックが約5度外転するようにしてください。
► 試歩行では支持板を使用してください(画像参照 13)。
→ 股継手の最大内転/外転の設定は、ラミネーションプレートを繋ぐリンケージバーを使用せ
ずに行います。
備考
仮義足は、アライメント調整の試歩行の時だけに使用してください。 試歩行時のみに装着し、
それ以上は使用しないでください。
5.8 ソケットの補強
備考
ソケットにラミネーションプレートをしっかり固定させるために、次の手順で補強を行いま
す。
制限体重に近くモビリティグレードの高い装着者には、少なくともカーボンファイバーシート
2層とナイロンストッキネット2層を追加することを推奨します。
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必要な材料
ナイロンストッキネット、616G12
マット、699B1 ファイバーグラス ロービング、636K8 プラスタバンド
1) ナイロンストッキネットを2層被せます。
→ 1層目と2層目のナイロンストッキネットを被せます。
2) 座位面とラミネーションプレートにカーボンファイバーメッシュを被せます。
3) 座位面とラミネーションプレートにファイバーグラス マットを被せます。
4) 座位面とラミネーションプレートに被せたカーボンファイバーメッシュの1層目に対し45度
で、カーボンファイバーメッシュオフセットを被せます。
5) ナイロンストッキネットを2層被せます。
→ 3層目と4層目のナイロンストッキネットを被せます。
6) ナイロンストッキネットを2層被せます。
→ 5層目と6層目のナイロンストッキネットを被せます。
7) ファイバーグラス
す。
8) プラスタバンドでラミネーションプレートのネジ穴を充填します。
9) 陽性モデルの上にラミネーションプレートを置きます。
10) ナイロンストッキネットを2層被せます。
→ 7層目と8層目のナイロンストッキネットを被せます。
11) 座位面とラミネーションプレートにカーボンファイバーメッシュを被せます。
12) 座位面とラミネーションプレートに被せたカーボンファイバーメッシュの1層目に対し45度
で、カーボンファイバーメッシュオフセットを被せます。
13) ナイロンストッキネットを2層被せます。
→ 9層目と10層目のナイロンストッキネットを被せます。
14) 座位面とラミネーションプレートにカーボンファイバーメッシュを被せます。
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カーボンファイバーシート、616G4
ロービングを穴から引っ張りラミネーションプレートをきれいに拭きま
ファイバーグラス