JA
滅菌方法
警告 :
▪ ▪ 時間、 温度、 飽和蒸気、 過酸化水素の適切な滅菌条件が得られ
ていることを確認するため、 滅菌のために器具を積載する際
は毎回必ず化学インジケータを使用してください。
▪ ▪ 滅菌前に、 取り外し可能なすべての構成部品をセメントガンか
ら分離します。
▪ ▪ 必ず新しい滅菌ラップを使用して器具を包んでください。 滅菌
ラップは再使用しないでください。
▪ ▪ 初めてお使いになる前および毎回の使用前には、 指示に従っ
て器具を滅菌してください。
▪ ▪ 本手入れ方法に記載されている滅菌方法を用いてください。
他の滅菌方法を使用すると、 器具の適切な滅菌が妨げられた
り、 器具が損傷したりすることがあります。
▪ ▪ 推奨の乾燥時間を遵守して、 器具内に水分が蓄積することが
ないようにしてください。 水分が残っていると、 適切な滅菌が
妨げられたり、 器具が損傷する恐れがあります。
▪ ▪ 滅菌後、 使用の前に器具を室温まで冷ましてください。 指示に
従わない場合、 熱傷や、 器具の損傷が発生する恐れがありま
す。
注記 :
▪ ▪ Strykerは、 本器具の滅菌には数種の滅菌サイクルをバリデー
ションしています。 ただし、 滅菌器の設計や性能によっては、
滅菌処理の有効性に影響を及ぼす場合があります。 医療施設
は、 器具の滅菌処理を日常的に行っている実際の器具および
オペレーターを使い、 その処理過程を検証する必要がありま
す。
▪ ▪ 滅菌方法の検証に関する最終的な責任は直接的に病院側に
あります。 病院での処理の有効性を確実にするため、 異なる滅
菌器、 ラップ方法や様々な積載配置を試みて、 すべてのサイク
ルおよび方法を検証する必要があります。
▪ ▪ 滅菌後にトレイまたは器具が濡れていることが判明した場合
は、 製品の積載配置の変更または乾燥時間の延長が必要にな
ることがあります。
▪ ▪ 包装材料は曝露後、 器具の滅菌性を維持します。
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Printed Date: Jul 03, 2018 22:39:49 GMT
0000003147, Rev. E Effective Date: Jul 21, 2017 11:19:40 AM
蒸気滅菌
1.▪ グレード500以上などのような、 器具に合った滅菌ラップを使
用して、 滅菌処理の前に器具を包んでください。 適切なラップ
方法については、 AAMIと米国周術期看護師協会 (Association▪
of▪periOperative▪Registered▪Nurses、 AORN)が推奨するガイ
ドラインに従ってください。
2.▪ バリデーションされた以下の蒸気滅菌サイクルの1つを実施
します。
ラップ方
サイクル
滅菌温度
法
反復加圧
真空脱気▪
二重ラ
(前真空)
ップ
重力置換
式
*最低曝露時間は18分間に延長できます。
即時使用蒸気滅菌
警告 :
▪ ▪ 即時使用蒸気滅菌の場合は、 器具を滅菌ケース、 または滅菌
容器に絶対に入れないでください。
▪ ▪ 即時蒸気滅菌した器具は、 室温に冷ました後、 必ず直ちに使用
してください。 ラップしない器具については、 無菌の持続性は
保証されません。
注意 : Strykerは医療機器の日常の滅菌に即時使用蒸気滅菌を推
奨しません。 即時使用蒸気滅菌は、 個々の器具を直ちに滅菌、 使用
しなければならない場合にのみ行ってください。
バリデーションされた以下の蒸気滅菌サイクルの1つを実施しま
す。
ラップ方
サイクル
滅菌温度
法
反復加圧
真空脱気▪
ラップ
(前真空)
なし
重力置換
式
▪
0206-600-700 Rev-E
最低曝露
最短乾燥
時間
時間
132° C▪
4分
30分
134° C▪
3分*
30分
121° C▪
30分
30分
132° C▪
15分
30分
最低曝露
最短乾燥
時間
時間
乾燥時間
132° C▪
4分
なし
乾燥時間
134° C▪
3分
なし
乾燥時間
132° C▪
10分
なし
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