13.3. コンプレッションの調整
コンプレッションダンピング(青色のノブ)は、ショックプラットフォー
ムのサポート量をコントロールします。すなわち、ショックが「高速の圧
縮力を吸収しつつ低速のペダリング力に抵抗する力」をコントロールしま
す。
お使いのサスペンションが提供しているコンプレッションオプションの具
体的な情報については、当該サスペンションのマニュアルを参照してくだ
さい。サスペンションには通常、以下の設定のすべてまたは一部が備わっ
ています:
オープン:急傾斜の過激な下りにおけるコントロールとしなやかさの
■
完璧なバランスに最適化した低速コンプレッション設定です。
ペダル(特定のモデル) :さまざまな地形でペダリング効率とバイクコ
■
ントロールの最適なコンビネーションを実現する、中程度の低速コン
プレッション設定がオンになります。
ロック:最大限のペダリング効率を発揮する、最も硬い低速コンプレッ
■
ション設定がオンになります。
14. ディレーラーハンガー
警告!ライダーの安全のため、グリスは正しく塗布することが非常
に重要です。グリスは指示された箇所のみに塗布してください。
取り付け方法:
14.1
図 14.1
UDH ハンガーアセンブリをフレームのドロップアウトに取り付けます。
■
図 14.2
UDH ハンガーを、ハンガーポケットに完全に収まるまで、または回転
■
ストップタブに接触するまで回転させます。
グリスは、スルーアクスルのねじ部のみに塗布します。フレーム、
UDH ハンガーまたは UDH ボルトのねじ部には、グリスを塗布しな
いでください。
ハンガーは、指定のトルク値で締めたときに、ハンガーポケットに
完全に収まっているか、またはフレームの回転ストップタブにぴっ
たりと接触していなければなりません。
14.2
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