サドルの調整:
サドルを止まる位置まで下げ、シートピンを締めた状態がサドルの下限位置となります。シートチューブにシートピラーを差
し込みます。ユーザーの体型に合わせてシートピラーを調整します。調整する際に、シートピラーの最長位置を示す印は外部
に見えてはいけません。
あなたに合ったサドルの高さを決めるには、自転車に乗ってペダルを下げクランクがシートピラーに平行になる位置に停止さ
せ、かかとをペダルにのせてください。あなたの足がその状態でまっすぐになっていれば、サドルの高さは適切です。
以下は、サイクリストの体型に合わせてハンドルの高さを調整する方法です(このユーザーガイドの最後の表をご覧ください)
ハンドルステムをヘッドチューブに差し込んでください。下限で止まる位置からステムの最長位置を
示す印を超えない範囲内において、ユーザーの体型に合わせて調整しましょう。
最長位置を示す印を超えると、製品に適した使用範囲を外れ、利用者は危険にさらされます。
ヘッドセットタイプのステム:
マウンテンバイクとロードレーサーのカテゴリーでヘッドセットタイプのステムが使用されている自
転車をご購入になると、数個のアジャスタブルヘッドセットスペーサーが付いています。
店舗ではハンドルは最も高い位置にセットした状態で提供されています。ハンドルをそれよりも高くしたい場合は、より高さのあるステムを選ぶ必要があります。
ヘッドセットタイプのステムの調整:
- 高さを低くしたい場合は、その操作に適した工具が必要です(型により六角棒レンチの5ミリあるいは6ミリを使用します。詳しくは工具の項をご参照ください)。
- ステムのねじAを外し終わってから、ねじB2本を外してください。
- ステムを外します。
- ヘッドセットスペーサーを1個あるいは2個外します。
- ステムを差し込みます。
- ステムの上にヘッドセットスペーサーを取り付けます。
- ねじAと、2本のねじBを締めつけます。
自転車へのヘッドセットタイプのステムの取り付けを確認するには:
- ステムがしっかり取り付けられているか確かめるには、前ブレーキをかけて自転車を前後に揺らしてみてください。
- 前後方向にずれがあるようなら、ねじAを締めつけてください。
- 2番目の確認方法 : 自転車の前輪側を路面から上に反らせ、ハンドルを左右に動かしてみてください。
- ハンドルを切りにくいと感じたらねじAを緩めてください。
- これらの操作が難しいと感じられる方は、ご購入になった店舗にご相談ください。
イージーパークタイプ のステム :
ステムの高さを調整することはできません。
- イージーパークの取り付けを解除するには、 安全ボタンを下げてレバーを最大限に引き上げてください。
- シージーパークシステムを締め付けるには、ハンドルが車輪に垂直になるように動かし、レバーを完全に引き下げ、 安全ボタンを上げてください。
自転車へのイージーパークタイプのステムの取り付けを確認するには:
- ステムがしっかり取り付けられているか確かめるには、前ブレーキをかけて自転車を前後に揺らしてみてください。
- 前後方向にずれがあるようなら、 ねじAを締めつけてください。
- これらの操作が難しいと感じられる方は、ご購入になった店舗にご相談ください。
調整可能なステムの傾き設定
- あなたのステムの傾きを変えたい場合は、ねじCをゆるめてください
- 角度を設定し、ねじCを推奨される締め付けトルクにて締めてください。
ブレーキの機能と調整
自転車に乗る前にフロントブレーキとリアブレーキが完璧に機能しているのを必ずご確認ください。フロントブレーキは左のブレーキレバーで操作します(インド、中国、イギリ
スを含む一部の国においては右のブレーキレバーで操作します)。リアブレーキは右のブレーキレバーで操作します(インド、中国、イギリスを含む一部の国においては左のブレ
ーキレバーで操作します)。ブレーキはサイクリストの安全に欠かせない部位です。毎回使用する前に確認し、定期的にメンテナンスと調整を行う必要があります。
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