注意
アルキル化ガソリンは従来のガソリンと同じ密度 (重
量) ではありません。 アルキル化ガソリンを使用す
る場合には、 損傷を防ぐためにヒルティサービスセン
ターに本体の再調整を依頼する必要があります。 ある
いはオイル濃度を 4% (1: 25) に引き上げることも可
能です。
6.1.1 2 サイクルエンジン用オイル
空冷式エンジン用のヒルティ 2 サイクルエンジン用オイ
ルまたは TC クラスの高品質 2 サイクルエンジン用オイ
ルを使用してください。
6.1.2 ガソリン
オクタン価 RON 90 以上のレギュラーガソリンまたは
ハイオクガソリンを使用してください。
使用する燃料のアルコール濃度 (エタノール、 メタノー
ルなど) は 10%以下でなければなりません。 これを
守らないと、 エンジンの寿命が大幅に低下します。
6.1.3 燃料の混合
注意
間違った混合比の燃料または不適切なオイルを使用する
と、 エンジンが損傷します。 ヒルティの 2 サイクルエ
ンジン用オイルは、 オイル 1 + ガソリン 50 の混合比
で使用してください。 TC クラスの高品質 2 サイクル
エンジン用オイルは、 オイル 1 + ガソリン 25 の混合比
で使用してください。
1.
まず必要な量の 2 サイクルエンジン用オイルを燃
料容器に入れます。
2.
次にガソリンを燃料容器に入れます。
3.
燃料容器を閉じます。
4.
燃料容器を揺すって燃料を混ぜます。
6.1.4 混合燃料の保管
注意
燃料容器内に圧力が形成されることがあります。 した
がって燃料容器のキャップは慎重に開いてください。
注意
燃料は通気性の良い、 乾燥した場所に保管してくださ
い。
混合燃料は数日分の必要量のみを作ってください。
ときどき燃料容器を清掃してください。
ja
6.1.5 燃料の補給/本体への給油
注意
作業区域内で本体に給油しないでください (作業場から
3 m 以上離れてください) 。
危険
給油時は禁煙です。
426
注意
裸火や火花がガソリン蒸気に引火する可能性がある場所
で本体に給油しないでください。
注意
エンジン作動時には本体への給油は行わないでくださ
い。
注意
エンジンが熱いうちは、 本体に給油を行わないでくださ
い。
注意
給油時には保護手袋を着用してください。
注意
燃料をこぼさないでください。
注意
燃料給油時に燃料で衣服が汚れた場合は、 必ず衣服を着
替えてください。
注意
燃料をこぼしてしまった場合は、 給油後に本体およびア
クセサリーを清掃してください。
危険
本体に漏れがないか点検してください。 燃料が流れ出て
いる場合は、 エンジンを始動してはなりません。
1.
燃料容器を揺すって燃料 (2 サイクルエンジン用オ
イルとガソリンの混合液) を混ぜてください。
2.
本体を安定した直立位置にします。
3.
本体の燃料タンクキャップを反時計方向に回して
開きます。
4.
漏斗を使って燃料をゆっくりと注入します。
5.
本体の燃料タンクキャップを時計方向に回して閉め
ます。
6.
燃料容器を閉じます。
6.2 カットオフホイールの取り付け/交換 3
注意
セパレーティングツールが損傷していたり、 回転が不安
定であったり、 振動が発生したりする場合は、 ツール
を使用してはなりません。
注意
先端工具の許容回転数は、 本体に記載された最高回転
数よりも高くなければなりません。 許容回転数より速
く回転するアクセサリーは損傷する恐れがあります。
注意
必ず取り付け穴が ∅20 mm または ∅25.4 mm(1 イン
チ) のカットオフホイールを使用してください。