シャッター表示 (SHUTTER MEASUREMENT)
シャッター情報の表示方法を 「アングル (Shutter Angle) 」 と 「スピード (Shutter Speed) 」 で切り替
えられます。 シャッターアングルを使用する場合、 シャッターはフレームレートに連動します。 シャッタ
ースピードを使用する場合は、 リアルタイムの絶対値が使用され、 フレームレートとは連動しません。
例えば、 シャッタースピードを1/48秒にすると、 リアルタイムで計測されるため、 モーションブラーは
フレームレートの影響を受けません。 または、 180°のシャッターアングルは各フレームに直接適用さ
れるため、 毎秒収録されるフレームの数により影響を受けます。 つまり、 使用しているフレームレー
トにより、 モーションブラーが変わります。
シャッタースピードの下限は、 フレームレートに対応していることに留意してください。 つまり、 24pで
の撮影では1/24秒、 50pでは1/50秒が下限のシャッタースピードになります。
フリッカーの生じないシャッター (FLICKER FREE SHUTTER BASED ON)
カメラが使用する主電源周波数を変更し、 フリッカーの生じないシャッター設定を計算します。
照明の下で撮影する際は、 シャッターが原因でフリッカーが生じる場合があります。 Blackmagic Studio
Cameraは、 現在のフレームレートでフリッカーの生じないシャッターの値を自動的に計算し、 最大3
つのシャッターの値を提案します。 シャッターの値は、 照明に使う主電源の周波数により影響を受け
ます。 PALを採用している国の多くでは50Hz、 NTSCを採用している国では一般的に60Hzが使用さ
れています。 「50Hz」 または 「60Hz」 をタッ プして、 撮影を行なっ ている地域の周波数に設定します。
イメージスタビライゼーション (IMAGE STABILIZATION)
Blackmagic Studio Camera 4K Plusおよび4K Proは、 「イメージスタビライゼーション」 オプション
で、 物理的なスイ ッチを搭載していないレンズのイメージスタビライズのオン/オフを切り替えます。
タイムコードドロップフレーム (TIMECODE DROP FRAME)
29.97および59.94のNTSCプロジェクト フレームレートを使用している場合、 このオプションでドロッ
プフレームタイムコードを有効にします。 ドロッ プフレームタイムコードは、 特定の間隔で少数のフレ
ームをタイムコードからスキッ プします。 これにより、 1秒間にNTSCフレームレートで全フレームが含
まれていなくても、 プロジェクトのタイムコードの正確性が保たれます。
Blackmagic Studio Camera 4K Proのセットアップ設定 ページ 2
Blackmagic Studio Camera 4K Proの 「セットアッ プ (SETUP) 」 タブの2ページ目には以下の設定
が含まれます。
メニュー設定
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