8. 使用前に毎回、患者に挿入する腹腔鏡の外側を点検し、
誤って患者組織を傷つけるおそれのあるような粗い部分
や突出部がないことを確認してください。
9. 回転器具や切断具と接触すると、腹腔鏡の表面が鋭利に
な っ た り 、 ギ ザ ギ ザ に な る お そ れ が あ り ま す 。 場 合 に
よっては、腹腔鏡の一部が患者の体内に入るおそれがあ
ります。
10. 心臓用除細動器の通電中に腹腔鏡や腹腔鏡付属品を接続し
たまま放置すると、患者組織の穿孔や損傷につながるおそ
れがあります。
11. 鮮明な画像を確実に得るために、滅菌アルコールワイプま
たは綿棒にイソプロピルアルコールを含ませ、腹腔鏡の遠
位端にあるウィンドウを清拭してください。
注意
1. 腹腔鏡は、使用しない時は清潔で乾燥した状態に保ってく
ださい。腹腔鏡のステンレススチール製の外面は錆に対す
る耐性がありますが、防錆性ではありません。
2. 腹腔鏡を曲げたり、腹腔鏡をレバーやてことして使用す
ると、レンズが損傷するおそれや、腹腔鏡が使用不可能な
状態となるおそれがあります。
3. 外科用レーザー光線に接触すると、腹腔鏡の表面や内部の
光学部品が損傷するおそれがあります。
4. Precision Ideal Eyes™腹腔鏡については、他社による修理は
お勧めできません。他社が修理を行うと、InfraVision™ IRイ
ルミネータの適合性が損なわれるおそれがあります。
5. 一部の外科用レーザーは、Precision Ideal Eyes™腹腔鏡と併
用すると目に見えない可能性があります。手術前に、選
択したレーザーが腹腔鏡から見えることを確認してくだ
さい。
6. InfraVision™ IRイルミネータ(REF P/N 220180521)と併用
できるのは赤外線腹腔鏡のみです。赤外線腹腔鏡以外を
InfraVision™
対する感度低下を引き起こすおそれがあります。Precision
Ideal Eyes™腹腔鏡は、特徴的な紫のアイピースにより容易
に識別できます。
電気的安全性
1. Stryker腹腔鏡は、F形装置のみに接続する必要がありま
す。Stryker腹腔鏡は、CF形装置に装着した場合はCF形に分
類され、BF形装置に装着した場合はBF形に分類されます。
2. 通電した状態で内視鏡的に使用される付属品と腹腔鏡を併
用する場合、患者側の漏れ電流が増大することがありま
す。患者側の総漏れ電流を最小限に抑えるため、CF形また
はBF形の内視鏡付属品のみを使用してください。CF形装着
部は必ず、他のCF形装着部と併用してください。
3. 電気外科的機器の安全な使用に関する文献を参照してくだ
さい。患者側復路が妨げられると、熱傷の原因となる可能
性があります。
ライトケーブルの接続
腹 腔 鏡 を 各 種 ス タ イ ル の ラ イ ト ケ ー ブ ル に 接 続 で き る よ
う、3つのアダプタ(Wolf、StorzおよびACMI)が付属して
い ま す 。 SafeLight™ア ダ プ タ も 別 途 購 入 い た だ け ま す 。
Wolfライトポストアダプタ
Storzスコープエンドアダプタ
ACMIスコープエンドアダプタ
SafeLight™ Henke/Dyonics/Storz内視鏡アダプター
(付属していません)
注:
• 性能を最大限に引き出すため、ライトケーブルに磨耗や破損
がないことを確認してください。
• 洗浄と滅菌の前には、腹腔鏡とライトケーブルからアダプタ
を取り外してください。
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ライトポストを適切なアダプタに接続します。
2
アダプタを適切なケーブルに接続します。
JA-154
IRイルミネータと併用すると、赤外線波長に
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