モーションしきい値:
ピクセル (しきい値より下) として区別する際の基準となるしきい値を設定します。 「 動作推定」 を使
用すると、 しきい値より上のイメージ領域には時間的ノイズ除去が適用されません。 動いているイ
メージ領域をフレーム平均に使用しないことで、 モーションアーチファクトの発生が避けられます。
値を低くするとわずかな動きも除外の対象となるため、 さらに多くのイメージ領域が時間的ノイズ
除去の適用外となります。 値を高くするとすばやい動きのみが除外の対象となるため、 より多くのイ
メージ領域に時間的ノイズ除去が適用されます。 値は
除去なし、
で時間的ノイズ除去がすべてのピクセルに適用されます。 デフォルト値の
100
多くの種類のクリップに適したバランスです。 モーションしきい値が高すぎると、 イメージ内の動き
のある部分にアーチファクトが生じる場合があるので注意してください。
ノイズ除去ブレンド :
去が一切適用されていないイメージ (
的ノイズ除去を積極的に使用する際に簡単にバランスが取れます。
空間的ノイズ除去コントロール
「空間的ノイズ除去」 コントロールでは、 イメージがソフトになりすぎないようディテールを保持しながら、
イメージ全体の高周波ノイズ領域を取り除くことができます。 時間的ノイズ除去で対処できないノイズを
効果的に除去します。
空間的ノイズ除去を使用して、 時間的ノイズ
除去で対処できないノイズを低減します。
モード :
DaVinci Resolve 12
つの異なるアルゴリズムで切り替えられます。 「 速度優先」 では従来のノイズ除去が使用されます。
2
低めの設定では優れた結果を生みますが、 高い値で適用するとアーチファクトが生じる場合がありま
す。 「 画質優先」 では空間的ノイズ除去に高品質のアルゴリズムが使用されます。 非常に優れた結果が
得られますが、 レンダリングにおけるプロセッサー負荷が高くなります。 これらのモードで使用するコ
ントロールはまったく同じです。 同じ設定のまま
範囲:
「大」 、 「 中」 、 「 小」 のオプションから選択できます。 範囲が小さいほどリアルタイムパフォ
ーマンスが高くなり、 輝度/クロマしきい値を低く設定した際に高い画質が得られます。 一方、
ノイズ除去のしきい値を低くすると、 ディテールの部分にエイリアスが生じる場合があります。
「範囲」 を段階的に大きくして輝度/クロマしきい値を高くすると、 パフォーマンスは遅くなります
が、 ディテールが多いイメージ領域で高画質が得られます。 ノイズ除去範囲を 「中」 にし、 ノイズ除去
しきい値も中程度に設定すると、 多くのイメージで適切な画質が得られます。 他の多くの作業と同
様、 画質とスピードのバランスを取りながら調整できます。
動いているピクセルを、 動いているピクセル (しきい値より上) と動いていない
空間的ノイズ除去パラメーターが適用されているイメージ (
.
) をブレンドします。 このパラメーターを使用すると、 時間
100
0
.
より追加されたメニューで、 「 モード」 では空間的ノイズ除去を
5
つのモードで切り替えて、 結果を比較してください。
2
〜
で設定できます。
0
100
0
0
DaVinci Resolveでクリッ プを扱う
で時間的ノイズ
.
は、
10
7
.
) と、 ノイズ除
0
165