輝度しきい値 :
イメージの輝度成分に適用するノイズ除去の量を設定します。 選択範囲は
です。
でノイズ除去なし、
0
ルが損なわれる場合があります。
クロマしきい値 :
エッジのディテールが持つシャープネスを維持しながら、 高周波ノイズ領域
を除去する際に、 イメージのクロマ成分に適用するノイズ除去の量を設定します。 選択範囲は
〜
です。
でノイズ除去なし、
0
100
0
ルが損なわれる場合がありますが、 クロマしきい値を輝度しきい値よりも高くすることで、 アーチフ
ァクトが目だたなくなる場合があります。
輝度/クロマしきい値の連動 :
方を調整するともう片方も調整されます。 しかし、 これらのパラメーターの連動を解除することで、 イ
メージの各成分に異なる量のノイズ除去を適用できます。 例えば、 一定レベルのノイズ除去でイメー
ジがソフトになりすぎてしまい、 輝度ノイズよりもカラー斑点が多い場合は、 輝度しきい値を下げて
ディテールを保持し、 クロマしきい値を上げてカラーノイズを除去できます。
ノイズ除去ブレンド :
去が一切適用されていないイメージ (
空間的ノイズ除去を強めに適用する際に簡単にバランスが取れます。
推奨ワークフロー
スキャンしたイメージのディテールをできるだけ失わずにノイズ除去を適用するために、 以下のステップを
推奨します。 もちろん、 ワークフローは各ユーザーの環境に応じて時間とともに構築されていきます。 以下
のステップは参考として活用してください。
イメージにノイズ除去を適用 :
フレーム数」 ポップアップメニューで
1
フレーム数を増やすとノイズ除去エフェクトのレンダー時間が大幅に長くなりますが、 作業の素材に
よっては大きな画質向上が見られない場合もあるので注意してください。
「動作推定」 および 「範囲」 メニューで、 イメージに含まれるモーションの程度に応じてオプションを
2
選択します。 イメージに多くのモーションが含まれている場合は、 同設定でそれぞれ 「品質」 と 「大」 を
選択すると良い結果が得られます。 モーションが少ない場合は、 それ以外の設定を使用してください。
「輝度しきい値」 と 「クロマしきい値」 をリンクさせ、 どちらかのパラメーターをイメージ内の動きの
3
ない領域にノイズ除去の効果が見られるまで上げます。 保持したいイメージディテールがソフトに
なりすぎたり、 モーションアーチファクトが生じるのを避けながら、 時間的ノイズ除去を最大限に適
用できるよう微調整します。
イメージのクロマノイズが輝度ノイズよりも明らかに多い場合は、 輝度ノイズの除去に適したレベル
4
で輝度/クロマのリンクを解除し、 クロマしきい値を上げて時間的ノイズ除去を強めに適用すること
で、 イメージ内のカラー斑点に対処できます。
で最大になります。 設定値を高くしすぎると、 イメージのディテー
100
で最大になります。 設定値が高すぎるとイメージのディテー
100
通常、 輝度/クロマのしきい値パラメーターは互いに連動するので、 片
空間的ノイズ除去パラメーターが適用されているイメージ (
.
) をブレンドします。 このパラメーターを使用することで、
100
0
〜
フレームを選択し、 時間的ノイズ除去を有効にします。
1
5
0
.
) と、 ノイズ除
0
0
DaVinci Resolveでクリッ プを扱う
〜
100
166