ビーム伝送アセンブリの接続
2.5
注意:
光ファイバーケーブルの交換が必要な場合を除き、一度固定したハンドピースのファイバーケーブルを発光ポートから取り外
•
さないでください。
ハンドピースのファイバーケーブルを何度も抜き差しすると、エミッションポートやファイバーチップが汚染される可能性が
•
高くなります。エミッションポートやファイバーチップが汚染されていると、レーザー射出時に光ファイバーが破損する可能
性があります。
ファイバーを取り外さなければならない場合は、ダストキャップを使用して、埃やゴミがエミッションポートを汚染しないよ
•
うにしてください。ポートを無防備な状態で放置しないでください。
注記:レーザーシステムは、光ファイバがすでに接続された状態で納品されます。光ファイバーを交換する必要がある場合は、ステップ
1~6 に従って古いハンドピースを外し 新しいハンドピースをコンソールに接続してください
メタルファイバー・コネクターのネジを緩め、ファイバーをユニット図 12 からゆっくりと引き抜きま
Step 1.
す。
ファイバーを取り外した後、フィンガー・スイッチ・コードのプラグを本体から引き抜いてください。
Step 2.
新品のハンドピースを発泡スチロールの保護パッケージから取り出します。
Step 3.
フィンガー・スイッチ・コネクターをフィンガー・スイッチ・ポート(図 13)に注意深く押し込んで固
定します。
新しい光ファイバケーブルの端から保護用ダストキャップを取り外します。
Step 4.
エミッション・ポートを覆っているヒンジ付きのドアを開け、ファイバー・チップをエミッション・ポ
Step 5.
ートにまっすぐに挿入します(図 14)。メタルコネクターを時計回りにねじって、ねじ山のあるエミッションポートにしっ
かりとはめ込みます。
デバイスの説明
3
レーザーシステムには、治療用レーザーコンソールと光伝送システムが含まれています。光伝送システムは、フレキシブルな光ファイバと、
交換可能なトリートメントヘッドを備えたハンドピースで構成されています。カスタムメイドのソフトウェアにより、患者の特性や状態に応
じて投与量や波長を調整する治療プロトコルが組み込まれており、ユーザーが選択することができます。また、出力、治療時間、パルスレー
トなどの治療パラメータを設定することも可能です。ユーザーが希望する治療パラメータを選択した後、レーザーの照射を開始するには、あ
らかじめ決められた一連の手順を踏む必要があります。
使用上の注意
3.1
810nm と 980nm の波長:
このレーザーシステムは、可視および近赤外領域のエネルギーを放出し、組織の温度を上昇させて局所的な加熱を行い、軽度の筋肉
や関節の痛みやこわばり、軽度の関節炎の痛みや筋肉の痙攣の一時的な緩和、局所の血液循環の一時的な増加、筋肉の一時的な弛緩
を目的としています。
この機器は、免許を持った施術者による専門的な使用のみを目的としています。
注意:連邦法、国法、地方法により、本機の販売は、該当する当局から使用および/または処方を許可された免許を持つ施術者によ
るもの、またはその指示に基づくものに限定されている場合があります。
禁忌事項
3.2
妊娠中の女性は、腹部や腰仙部のツボに赤外線を当てないでください。
•
小児は骨端線に赤外線を照射しないこと。
•
ペースメーカーを装着している人は、胸部やペースメーカーの上に赤外線を照射しないでください。
•
甲状腺、卵巣、睾丸の上に赤外線を当てないでください。
•
ある種のステロイド剤など、熱や光に敏感な禁忌薬を服用している患者には、赤外線を照射しないでください。
•
最大許容露光量(MPE)
3.3
最大許容露光量(MPE)とは、安全であるとみなされるために臨床的証拠を必要としない光源からの最高出力密度(単位:W/m
レーザーシステムからのレーザー放射の場合、眼および皮膚への曝露に対する MPE は、波長、ビーム発散角、および曝露時間によって決定さ
れます。10 秒から 3000 秒の間では、眼の MPE は 418.9W/m
RSR-000886-000 (5)
図 14
、皮膚の MPE は 3027.1W/m
2
エミッションポート
(ヒンジ付きカバーの後ろ)
フィンガースイッチポート
(USB-C ポート)
図 13
です。
2
図 12
)のことです。
2
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