品質設定
CinemaDNG
ファイルの品質は、 プロジェクト設定の 「カメラ
」 にある
設定の 「デコード品質」 お
CRI
RAW
CinemaDNG
よび 「再生画質」 でコントロールできます。 これらの設定は、 デフォルトでは 「フル」 になっています。 プロ
セッサー処理能力の低いコンピューターやメモリーの少ないコンピューターでは、 これらの設定を下げる
ことも可能ですが、 最終レンダリングの質に影響が出ます。
タイムライン解像度の設定
は、 タイムラインと同じ解像度でスキャナーからの出力を表示およびレンダリングしま
DaVinci Resolve
す。 例えば、
つのパーフォレーションの
フィルムでは、 最大解像度に
のカスタム解像度
4
35mm
4096x3072
が必要です。
すべてのフィルムゲージのクロップされたイメージ領域の解像度に関しては、 「仕様」 セクションの 「有効解
像度」 を参照してください。 また、 キャプチャーしたクリップのフルネイティブ解像度は、
DaVinci Resolve
の 「クリップ属性」 で確認できます。
スキャナーのカラー調整
の 「フィルムスキャナー」 パネルで、 スキャン時にフィルムに当てる光の露出や色温度をコ
DaVinci Resolve
ントロールできます。 これらは 「光源」 マスターホイールおよび 「
」 コントロールで調整でき、 各フレーム
RGB
から最大限の情報を抽出する一方、 イメージのあらゆる部分が修復不能なほどクリッピングされることを
防ぎます。
が
イメージフォーマットであることは事実ですが、
で使用される内部データレ
CRI
RAW
DaVinci
ンジ以上のラティチュードが存在しません。 このため、 スキャン中に内蔵ビデオスコープでデータをクリッ
ピングする場合、 スキャンメディアで永久的にクリッピングされる可能性があることに注意してください。
スキャンしたショットの色や露出を調整する頻度は、 特定のフィルムロールのシーンにどれほどの多様性
があるかにより異なります。 例えば、 ロールに同一シーンのテイクが多数含まれており、 すべてのテイクで
同一の照明が使用されている場合、 同じ調整を共有できます。
これに対し、 シーンごとに大きく異なる照明が使用されているロールでは、 スキャンしたクリップを個別に
調整してデータ品質を最大限にする必要があります。
「光源」 マスターホイールおよび 「
」 コントロールは、 ログ&キャプチャーワークフローでスキャンし
RGB
たクリップ間で自動的に変更されないため、 これは非常に重要です。 つまり、 マニュアルで再度変更しない
限り、 現在の光源設定はスキャンするすべてのクリップに使用されることを意味します。 これは、 フィルム
ロールの異なる部分からログしたクリップでも同じです。 ログ&キャプチャースタイルは、 同一の 「光源」
マスターホイールおよび 「
」 コントロールの調整を共有する複数のクリップをログすることが理にか
RGB
なっている状況にのみ適しています。
DaVinciResolveを使用してCintelからキャプチャー
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