自動ダート除去
「自動ダート除去」 プラグインは、 オプティカルフロー技術を用いて、
きのある埃、 ダート (汚れ) 、 髪の毛、 傷、 その他のアーチファクトにターゲットを絞って修正します。 すべて
の修正は、 基になるフレームのディテールに一致させた高度な復元方法が適用されるため、 高品質のイメ
ージが得られます。 このプラグインは高度な機能でありながら、 比較的簡単に使用できます。 ショットにプ
ラグインを追加し、 確認しながらパラメーターを調整するだけです。
(左) オリジナル、 (右) 自動ダート除去を適用
メモ このプラグインは、 複数のフレームにわたって同じ位置に表示される縦方向の傷には、 あ
まり有効ではありません。 また、 ショット全体にわたって表示されるレンズの汚れに対しては全
く効果がありません。
メインコントロール
これらのコントロールを使用して、 イメージから除去するダートの量を調整します。
動き推定の種類:
動き推定の種類:
「なし」 、 「速度優先」 、 「標準」 、 「画質優先」 から選択できます。 この設定で
は、 パフォーマンスと品質のバランスを選択できます。
前後のフレーム:
前後のフレーム:
ダートを検出した場合に比較するフレーム数を指定します。 比較するフレーム数が
多くなるほど処理に長い時間を要しますが、 通常、 より多くのダートやアーチファクトを検出します。
除去の強度:
除去の強度:
このスライダーで、 検出されたダートやアーチファクトを修正する強度を指定します。
強度を下げると、 実際はダートである可能性のある小さな要素は修正されません。 強度を上げる
と、 検出された要素すべてが除去されます。
ダートのしきい値:
ダートのしきい値:
ーの数値を上げるとフィルムグレインなどを処理から除外できますが、 小さなダートが残る可能
性があります。
除去マスクを表示:
除去マスクを表示:
表示されるため、 フィルターの微調整効果を確認できます。
このスライダーで、 検出されたダートの大きさを指定します。 このパラメータ
このチェックボックスをオンにすると、 検出されたダートやアーチファクトが
〜
フレームだけに現れて消える、 動
1
2
自動ダート除去
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