お客様側の設置状況により、その組み立て状態では交換モジュールを下方に取り外せな
い場合は、モジュールごとモジュールキャリアを工具なしで取り外す必要があります。
モジュールケーブルの損傷を避けるため、モジュールキャリアを取り外す前に、モジュ
ールケーブルのプラグを抜くことをお勧めします。
モジュールキャリアを手前に引いてドライバーユニットから外し、上記の手順で交換モ
ジュールを取り外します。
モジュールキャリアをドライバーユニットに戻す時も、工具は必要ありません。
注意 - 装置の損傷!
交換モジュールが挿入されていない装置の内部には触れないでください。また、装置へ
の挿入が想定されていない物体は、装置の開口部に差し込まないでください。
交換モジュールは、上述の通り前面の領域以外に触れてはなりません。また、コンタク
トボードとピエゾ素子には何も接触しないようにしてください。
交換モジュールの挿入も取り外しも、慎重に行ってください。
デジタル I/O 通信機器のセットアップ
7.5
交換モジュールが装置に挿入されていることを確認してください。
•
電気伝導性のある物体に関する注意事項(図 5~図 8)を遵守してください。
作業場所の換気が十分であることを確認してください。
•
モジュールキャリアへのガス供給があることを確認してください。
•
24V の電源電圧があることを確認してください。
•
スイッチング入力「プラズマオン」で希望の電圧を印加してください。
•
プラズマ生成中は作業領域に手を触れないでください。そうでないとプラズマ放電に障
害が生じるだけでなく、皮膚への刺激や若干の痛みを引き起こします。
注意 - 装置の損傷!
本装置は、ガス供給なしで作動させると損傷する恐れがあり、
それにより動作中に必要な冷却媒体の流れが中断されることになります。
モジュールキャリアへのガス供給は常に監視し、供給が途絶えた時は速やかにプラズマ
生成を中断してください。
プロセス中は排気出力を監視し、十分なガス供給がある場合にのみプラズマ生成を許可
することを推奨いたします。
導電性の物体が装置前面 3 分の 1 の領域で 40mm 以上近づくと、装置が損傷する場合が
あります。
例外: 例えば「近接」モジュールといった、近接距離での作業を想定したモジュールを使
用していて、母材が交換モジュールの前にある場合。
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