注意事項!
特定の状況下では、装置の前で発生する電界により、敏感な電子部品が損傷する場合が
あります。ご使用のアプリケーションの部品がプラズマプロセスの影響を受けないこと
を確認してください。
エラーモードの切り替え
7.6
エラーモードの切り替えは、ドライバーユニットの DIP スイッチで行います。変更を行
うには両方のネジを外してください(キーTX8)。ネジを外すと、カバーをサイドで畳
めるようになります。
エラーモードは 7 番スイッチで切り替えます。
「失敗」モード:スイッチは「オフ」/右(納品時の状態)の位置にある。
-
エラーが検出されると、装置は直ちに ERROR モードに切り替わり、プラズマ生成
を停止します。
「警告」モード:スイッチは「オン」/左の位置にある。
-
エラーが検出されると、最初は警告モード(黄色 LED)になるだけで、プラズマ
生成は継続されます。装置にとって許容できるパラメータを超過すると、装置を保
護するため ERROR モードに切り替わります。
その他のスイッチは、本装置の現在のバージョンではまだ機能がないので、「OFF」/
右の位置のままにしておく必要があります。
注意 - 装置の損傷!
エラーモードの初期設定は、工場出荷時に「失敗(Failure)」に設定されています。
この設定は、ピエゾ素子を損傷するような状況から交換モジュールを保護するため
に、装置を停止させるものです。さらにこれは、このプラズマ放電が処理される材料
に適しておらず、満足な表面活性化が得られないことを示す指標となります。
ただし、「失敗」設定で処理できない材料(複合材料や液体など)もありますが、エ
ラーモード「警告」に切り替えることで、使用する材料やプロセスパラメーターによ
っては、交換モジュールが損傷する場合があります。
エラーモードへの切り替えは、電源が切断されている時以外に行ってはなりません!
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BA-PZ3_i_ML / F0354902