ベアリング点検
代替案 :
内蔵型 摩耗測 定装 置 (IWM)
機械稼働のさらなる信頼性と最適な機能を助長するため、 ThyssenKrupp
Rothe Erdeはベアリング状 態を常 時 観 測する革新 的な解決策を常に模
索しています。 旋回ベアリング用内蔵 型 測 定装置は特 許を取得した開 発
品です。 この開発品によりモーメント荷 重によるクリアランスまたはアキシ
ャル寸法による許 容 摩 耗 量 検 査をオンラインで可能となります。
図 9
図 1 0
利 点
レース面の摩耗を確認する時に
機 械を停 止する必要がありません。
レース面のピーク荷重 領域にステンレス
製のピンがあります。 これは絶縁状態でリ
ングに取り付けられています。 このピンは
反 対 側にある溝に突出しています。 許容
摩 耗 量に相当するあそびは溝の幅により
設 定できます。
許容できない程あそびが大きくなった場
合 、 リングとピンが接 触します。 ピンとリ
ングの接 触した時 点でピンの導通により
信 号が発せられます。 この信号は許容 摩
耗 量に到 達しベアリングの調査が必要で
あることを示します。
利 点
構 造物の変形とボルト締め付け
による弾性は測 定結果にほとんど影響を
及ぼしません。 レース面の弾 性接近量、 ア
キシャルクリアランス、 座面の平 面度等
を補 正することができます。 メンテナンス
人員のコストの削減が可能です。
159
®
日本 語