フォアグラウンドのアンビエンスコントロールの調整
説得力の高い合成を作成するには、 フォアグラウンドのオブジェクトがバックグラウンドの環境にシーム
レスに溶け込む必要があります。
よびフォアグラウンドのレイヤーの色を分析し、 バックグラウンドの色の微 妙な影響をフォアグラウンド
のレイヤーに自動的に加えます。 この機能はデフォルトで有効になっています。
アンビエンスコントロールは、 フォアグラウンドのレイヤーに対するバックグラウンドの影響を設定し、
色のバランスを微調整するためにも使用します。
フォアグラウンドのアンビエンスを調整する:
メインメニューで 「
1
セクションで 「
2
GROUPS
を選択します。
( アンビエンスリセット)
Ambiance Reset
このボタンをクリックすると、 すべてのアンビエンスコントロールがデフォルトに戻ります。
(アンビエンス)
Ambiance
アンビエンス機能の有効/無効を切り替えます。 同ボタンはデフォルトでは有効になっています。
設定
Ambiance
1
アンビエンスコントロールは、 バックグラウンドから極めてわずかな量の色を追 加し、 バックグラウンド
のソースから環境光がフォアグラウンドのオブジェクトに反射する様子を再現します。
/
Ambience Level Red
Green
これらの設定で、 バックグラウンドの赤、 緑、 青の要素が 環境光として、 フォアグラウンドの色のレベル
に与える影響を調整します。
( アンビエンスレベル・ マスター)
Ambiance Level Master
フォアグラウンドの色のレベルに影響を与えるアンビエンスの総量を調整します。 同コントロールを調整
する際には、 赤、 緑、 青のアンビエンスの要素の相対的差異は保たれます。
(アンビエンス強度)
Ambiance Strength
フォアグラウンドの被写体の境界部分を除くメインの領域と、 境界部分に影響を与えるアンビエンスの
強 度を調整します。 設定値を最大にすると、 メインの領域と境界部分に与える影響が最大となり、 最 低
値ではメインの領域には全く影響を与えず、 境界部分には影響が及びます。
(直接照明ミックス)
Direct Light Mix
フォアグラウンドの被写体が、 アンビエンスおよび直接照明から受ける影響の割合をコントロールしま
す。最大値ではフォアグラウンドの被写体は直接照明からのみ影響を受けます。最小値ではアンビエン
スからのみ影響を受けます。
( 縦方向ブラー)
Vertical Blur
アンビエンスの影響を計算するためにバックグラウンドのサンプリングを行い、 ブラーの割合を調整し
ます。バックグラウンドによっては、 この値を下げるとフォアグラウンドのレイヤーにストリークが発生
することがあります。
設定
Ambiance
2
直接照明コントロールは、 フォアグラウンドの被写体の前に位置する照明から直接あたる光を再現する
ため、 フォアグラウンドのイメージに著しい変化をもたらします。
の 「
Ultimatte
Ambiance
(フォアグラウンド) 」 ボタンを選択します。
FOREGROUND
( アンビエンス
Ambiance 1
/
(アンビエンスレベル赤/緑/青)
Blue
(アンビエンス) 」機能は、 バックグラウンドお
) 」 または 「
1
Ambiance 2
Ultimatteの高度なコントロール
(アンビエンス
) 」
2
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