使用前に内視鏡処置具を点検します。 動作や外観に異常がある場合は、 交換して ください。
•
該当する場合、 内視鏡処置具の先端部が閉じていること、 またはツール内に収まっている
•
ことを確認します。 内視鏡処置具を、 生検バルブを通して、 ワーキングチャネルに挿入しま
す。 生検バルブから約 4 cm (1�5") のところに処置具を持ち、 内視鏡画像を観察しながら、
小刻みに生検バルブに向かってゆっく りとまっすぐに前進させます。 生検バルブのキャップ
を開けると、 大口径の内視鏡処置具の挿入が容易になります。
処置具を、 ワーキングチャネルを通し、 ワーキングチャネルの出口から出てモニターに映る
•
まで慎重に前進させます。
該当する場合、 生検バルブを通して内視鏡から引き出す前に、 処置具がニュートラル位置
•
にあることを確認します。
処置具を取り外せない場合は、 内視鏡画像を観察しながら、 次項で説明するように内視鏡
•
を後退させます。
内視鏡の抜き取り 9
ディスプレイユニッ トの画像拡大 (ズーム) 機能の使用を停止します。
•
吸引バルブを起動して、 溜まった空気、 血液、 粘液、 その他の異物を吸引します。
•
上下アングルロックを 「F」 方向に動かして、 先端部の屈曲を解除して真っ直ぐに伸ばした状
•
態にします。
左右アングルロックを 「F」 方向に回転させて、 先端部の屈曲を解除して真っ直ぐに伸ばし
•
た状態にします。
内視鏡画像を観察しながら、 内視鏡を慎重に引き抜きます。
•
患者の口からマウスピースを取り外します。
•
3.6. 使用後
内視鏡のコネクタからすべてのチューブおよびチューブセッ トを取り外します。 10
•
解除ボタンを押し、 内視鏡をディスプレイユニッ トから外します。 11
•
本内視鏡について、 遠位先端部を含む屈曲部および挿入部に、 部品の欠落、 破損の痕跡、
•
切断、 穴、 たるみ、 その他の異常がないことを確認します。 12
異常がある場合は、 欠落している部品がないかどうかを直ちに特定し、 必要な是正措置を
•
講じて ください。
内視鏡の廃棄 13
使用後の内視鏡は汚染済みとみなされるため、 各地域の電子部品を使用した汚染医療デ
•
バイスの収集ガイドラインに従って廃棄して ください (すべての包装およびスペア吸引バル
ブを含みます) 。
Ambuへの機器の返却
検証のために内視鏡をAmbuに返却する必要がある場合は、 事前にAmbuの担当者に連絡
•
して指示や助言を受けて ください。
感染を防ぐため、 汚染された医療機器を返送しないでください。
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医療機器であ本内視鏡は、 Ambuに発送する前に現地で除染する必要があります。
•
•
Ambuは汚染された医療機器を送付者に返却する権利を保有します。
4. 機器仕様
4.1. 適用規格
内視鏡は以下に適合しています:
– IEC 60601-1 医用電気機器 – 第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
– IEC 60601-1-2 医用電気機器 – 第1-2部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項-副
通則:電磁妨害-要求事項及び試験
– IEC 60601-2-18 医用電気機器 – 第2-18部:内視鏡機器の基礎安全及び基本性能に関する個
別要求事項
– ISO 10993-1 医療機器の生物学的評価 – 第1部:リスクマネジメント プロセスにおける評価及
び試験
– ISO 8600-1 内視鏡 - 医用内視鏡及び内視鏡処置具 - 第1部: 一般要求事項
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