デフォルトでは、 ワイプ方向は左から右です。 「逆方向」 を選択すればワイプ方向を変更できま
す。 また、 「フリップフロップ」 をオンにすると、 トランジションを実行するたびに同じ方向に動く
のではなく、 デフォルト方向と逆方向が交互に切り替わります。
システムコントロールボタンの右矢印を押すとキー設定を調整できます。 キーを有効にしてフィ
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ル&キーソースを選択します。 クリップ/ゲイン設定など、 キーを調整する必要がある場合は、
システムコントロールボタンの右矢印を押すとキーパラメーターにアクセスできます。
作業のこつ グラフィックトランジションでは、 概してソースはメディアプレーヤーに
ロードされたグラフィックです。 デフォルトでは、 フィルソースにメディアプレーヤーを
選択すると、 キーソースは自動的にメディアプレーヤー・キーチャンネルを選択し、 プ
リマルチプライキーは 「オン」 に設定します。 つまり、 スイッチャーは、 アルファチャン
ネルにエンベッドされたキーマットを含むグラフィックを自動的に選択します。別の
メディアプレーヤーのメディアファイルや、 異なる入力ソースを使用したい場合、 プリ
マルチプライキーを無効にし、 キーソースを変更できます。
ボタンでオートトランジション、 あるいはフェーダーバーでマニュアルトランジションを実
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AUTO
行します。
グラフィックワイプ ・パラメーター
レート
トランジションの長さを秒数とフレーム数で表示します。
レートノブでレートを調整したり、 あるいはレート設定ボタンとテンキーパッドを使って
レートを入力することもできます。
標準
標準は、 グラフィックを左から右へ移動します。
反転
反転で方向を変更すると、 グラフィックが右から左に移動します。
FlipFlop
FlipFlop
に、 標準と反転を繰り返します。 ネクスト・トランジションの方向は、 「標準」 または 「反転」 の
ライトで確認できます。
フィルソース
フィル信号は、 トランジションの上を移動するグラフィックです。
キーソース
キーソースは、 移動するグラフィックの場所を特定し、 ワイプの上にフィル信号を正確に
重ねるためのグレースケールのイメージです。
グラフィックワイプ ・イメージ
グラフィックワイプでは、 水平方向に移動するボーダーとして使用するための静止グラフィックが必要に
なります。 このグラフィックは、 縦方向のバナータイプのグラフィックで、 画面幅の
なければなりません。
のボックスにチェックを入れてトグルオンにすると、 トランジションを実行するたび
%以内の大きさで
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外付けATEMハードウェアパネルの使用
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